中村獅童さんの「超歌舞伎2022 Powerd by NTT」ってすごい!!
読売ファミリーの大桑雅子です。
現在、大河ドラマでも活躍中の歌舞伎俳優、中村獅童さんに東京で取材させていただきました。
獅童さんは9月に京都・南座で「超歌舞伎2022 Powerd by NTT」を上演されます。
「超歌舞伎」はボーカロイドの初音ミクとコラボした舞台で、
ボカロって、あの合成音声ソフトで作る声で歌うバーチャルのアイドルやん・・・。
歌舞伎とどうやってコラボするんやろうと、気にはなっていたものの、「初音ミクって人ちゃうやんな?」レベルの知識しかないので、絶対に理解できないとあきらめていました・・・。
が、しかし!!!
獅童さんにお会いして話を聞くと、むっちゃ面白そう! むっちゃ楽しそう!
古典の歌舞伎の見せ場もある上に、最先端テクノロジーの立体画像で迫力満点なんですって。
獅童さんいわく、歌舞伎を全く知らない方でも大丈夫なんですって。
「歌舞伎を知らない若い方たちにも来てもらえるようにすること」「少しでも多くの他ジャンルの人を歌舞伎に振り向かせること」が僕の使命だと何度も繰り返されていたのが印象的でした。
ご自身が苦労されたこともあり、若手の育成にもすごく力をいれていて、リミテッドバージョンといって、お弟子さんが主役を務める舞台もあるそうです。
歌舞伎界の未来や、若手のことを常に考えてるんですね。そして、新しい感性を取り入れるために、出来るだけ若い世代の方と話しをする機会を作っているのだそうです。
獅童さんがカッコいいのは、常に先を見ているからなんですね。
そう、そう。なんでも「超歌舞伎」は通常の歌舞伎と違ってペンライトを使って観客が参加できるんです。
コロナ禍で声を出せない中でも、音声付きペンライトというのがあって、それを使うと、ボタンをおすと「萬屋っ!!」と声がでるんですって。
普通は一般人にはできない掛け声がボタンを押して、できるんです!
早速チケットを申し込みましたよ!!
当日は音声付きのペンライトをゲットして、初めての「大向う」(ボタンおすだけ)が楽しみです!!
兵庫県出身。主婦歴30年の読売ファミリー記者。インタビューや料理、コラムなどを幅広く担当。スイーツ好き。テレビに話しかけるなど“オカン化”が進行中。