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再訪 西国三十三所 第十番札所「明星山 三室戸寺」

2026.01.20 再訪 西国三十三所

 

第十番札所
   明星山 三室戸寺   

みょうじょうざん みむろとじ

 

御詠歌

夜もすがら 月をみむろと わけゆけば
宇治の川瀬に 立つは白波

 

大和国から北上し宇治川を渡り深い緑に包まれた「花の寺」に着いた。
寺の開山は奈良時代に遡る。光仁天皇が霊光の源から現れた千手観音菩薩(ぼさつ)を安置するため、御室(離宮)の一部を移転して伽藍(がらん)を建て「御室戸寺」と命名した。その後に花山、白河天皇と三帝の離宮にもなったことから「三室戸寺」と改まったとされる。
山門を抜けると杉木立の間に広大な庭園が広がっている。春には桜、ツツジ、シャクナゲ。夏にはアジサイ、ハス。秋の紅葉から冬景色まで境内を彩る。



石段を上ると狛(こま)蛇「宇賀神」の石像が迎えてくれる。蛇の尾には金運、翁(おきな)の髭(ひげ)には健康長寿の御利益があるとされている。本堂前にも狛犬ではなく狛牛「宝勝牛」と狛兎(うさぎ)「福徳兎」が安置されている。いずれも寺の伝説から造られ参拝客を楽しませている。
 


アイデアを駆使して境内を整備してきた伊丹光恭住職は「観音浄土を味わっていただきたい。花を見て心和やかにして、お寺の気持ちを持って帰ってもらえたら」と話している。

 

▼ ガイド
本山修験宗。京都府宇治市。京阪「三室戸」駅下車。徒歩約15分。納経時間は、午前8時半から午後3時10分。拝観料は大人1000円、小人(3〜15歳)500円。

撮影・文 ◆  土屋 功(つちやいさお)(読売新聞大阪本社)

 

再訪 西国三十三所のもくじはこちら

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