読売ライフ1月号 俳句 家藤正人のわたりに季語

1月号の兼題「手袋」
〈特選〉
手袋をはずして今日を泡立てる 広島県 村上惠子
〈優秀〉
手袋やパンゲアを知る風だらう 兵庫県 杉浦萌子
手袋に息つつみ行く検査かな 大阪府 赤澤皆
人くさき皮手袋は見捨ておく 大阪府 椋本淳二
手袋の陳列駅の預り所 大阪府 吉谷英子
手袋をはずし新居のチャイムかな 神奈川県 武田かつら
からふるな手袋が持つ成績表 大阪府 村上けい子
手袋に乗り放題の入園券 東京都 茂木尚美
〔選評〕
手袋は最も身近な防寒具のひとつ。色や素材、形状などが豊富で、どんな手袋にしようかと選ぶのも楽しい季語ですね。
特選は広島県の村上さん。「手袋」に対して「外す」はよくあるフレーズですが、日常を切り取った後半の展開が瑞々(みずみず)しい。手袋は冬の季語ですから、外は寒いはずです。「今日」は作者にとってどんな一日だったのか。家に帰り着き、安堵(あんど)感の中で手袋を外し、労(ねぎら)うように自らの手を石鹸(せっけん)で泡立てます。泡も手袋も優しく手に吸い付いて。
1986年生まれ。愛媛県出身。大学卒業後、本格的に俳句に携わり、夏井いつきさんの句会ライブでアシスタント経験を積む。県内にて句会指導、学生を中心とした県内外の単独句会ライブにて活躍中。南海放送ラジオ「夏井いつきの一句一遊」でアシスタント、「家藤正人『一句一遊』虎の巻」でパーソナリティを務める。句集『磁針』(夏井&カンパニー)
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読売ライフ5月号の兼題は「桜」
傍題(ぼうだい)可 … 2026年2月20日必着。
兼題解説:日本を代表する花のひとつ。俳句の世界では「花」の一語で桜を意味する。
※兼題とは、句会などに先立って出される題(季語)のこと。
また見出し季語に関連する季語を傍題と呼びます。
兼題または傍題を俳句に詠みこんで、ご投稿ください。
投稿方法
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