【人気料理家】井上かなえ・山本ゆり・奥田和美のごほうび旅~グランドメルキュール奈良橿原 前編
人気料理家、井上かなえさん、山本ゆりさん、奥田和美さんが「よみふぁみ」おすすめの宿に宿泊し、体験レポートする旅ブログが新しくスタート! 第2回目はたっきーママこと奥田和美さんが「奈良県橿原市」に出かけました。ブログの最後には奥田さんが実際に泊まった宿泊プラン情報もあります。ぜひ、ご覧ください!

奥田和美 ごほうび旅
奈良県橿原市 前編
前回から始まった「ごほうび旅」
井上かなえさんに続き、私も初めてひとり旅を経験して来た。
今まで一人で新幹線に乗る、飛行機に乗る、海外へ行く、などして来たが
仕事だったり現地に誰かがいたりで、厳密に言う「ひとり旅」は未経験だ。
何をするのも自由。行きたいところに行きたい時に行き、食べたいものを食べたい時に食べるなんて最高じゃない?わくわく。
今までの家族旅行などは基本計画を立てずに行き当たりばったりだったので、
今回はしっかり予定を立てて行こうと思う。
今回の目的地は、奈良県の橿原市。

日本初代天皇である神武天皇が即位した「日本建国の地」として有名な、あの橿原神宮がある橿原市へ。
ということで、大阪から奈良県橿原市への旅行の「モデルコース」のつもりで考えてみたので、もし興味があれば参考までに。
大阪から奈良県橿原市に向かう場合、まずは「天王寺」駅が経由地なのだが、
1)大阪メトロ(地下鉄)御堂筋線「梅田」駅から「天王寺」
2)JR環状線「大阪」駅から「天王寺」
どちらからでも行ける。
JRの環状線の場合「外回り」「内回り」があり、東京の山手線と同じく丸く走っているが
天王寺に行く場合はどちらに乗っても大差はない。
なぜなら、天王寺は大阪駅の反対側、わかりやすく言えば、日本とブラジルの関係性なのである。(わかりやすいのか?笑)
私は地下鉄でブラジル、いや、天王寺駅へ。

地下鉄天王寺駅の西口改札を出て左へ進み、最初の目的地へと向かう。
私が向かうのは「あべのハルカス」の展望台だ。
天王寺に行くならここは外せない。
まずはあべのハルカス16階まで行くシャトルエレベーターに乗り、そこで高速シャトルエレベーターに乗り換える。
チケットを事前に予約していない人はここ16階で購入することができるが、私は張り切って半月前くらいからデジタルチケットを予約していたので、係の方にチケット売り場へと促されたがスッ・・・とQRコートを差し出し優雅に進む。
と、ここで私の足を止めるものが・・・!!!

あの、あの古代エジプト展がついに大阪にキターーーーーーー!!!と心の中で叫びながら、開催時期に必ず来るぞと心に誓う。(この時は開催前だったが、現在は6月まで開催中)
東京で開催していた時、どうしても行けずに大阪にきてくれることを心底願っていたので嬉し過ぎる。
古代エジプト展の大きなポスターを横目に、高速シャトルエレベーターの乗り場へ向かう。
平日(火曜日)の11時前、かなり空いていて一切並ばずに貸切り状態だ。

イメージキャラクターのWEST.の皆さんが、まるで一緒に展望台にのぼってくれるかのように、高速シャトルエレベーターの中で私のためだけにずっと何やら喋っていた。(乗っているのが私一人だっただけ 笑)
高速シャトルエレベーターと言うだけあって、とにかく速い。
16階から60階の展望台まで45秒。レンチンでもまだ何も温まらないような時間で、気付けば60階に運ばれていた。
全てがガラス張りの60階は、ぐるっと一周まわってあべのハルカスを中心とした全方位を見ることが出来る。

大阪が一望できるどころか、京都、奈良、和歌山方面の景色を見ることが出来る。
これは夜景がさぞ綺麗だろう。
古代エジプト展は夫と一緒に夜に来ようか。
いや、夫は夜景に一切興味がなく、綺麗と思うことがない。花火も然り。
夜景を見ては「どれくらい電気代かかってるんやろ」
花火を見ては「一発いくらやろ」
ドローン花火を見ては「一台なんぼやろ」
すぐお金のことを考え、損得を考え、効率を考える。
ロマンチックさ皆無、もうこれは一人で来るに限る。

ヘリコプターより高い場所にいることに優越感を覚える。笑
こんな感じで床がガラスの場所もあったが、さすがにガラスの上に立つ勇気がなかった。

ここで、自分の足元を撮りながらハッとした。
そう言えば、前回の井上かなえさんの旅日記でそうしていたように、自撮り写真を撮らねばならないのではないか?と。
頼まれたわけではないけど、紹介文の時にかなえさんの顔写真が載っていたではないか。
撮るなら今しかない。非常に空いていて景色も良く、隠れられる柱も随所にある。
よし、今だ。
ものすごく不審な怪しい動きをしながら柱にこそこそと隠れて撮影してみた。
急げ急げ、誰も見ていないうちに!今!

ふーーーーー。
誰にも見られなかったはず。(きょろきょろ)
自撮りとは思えないほど笑っている自分に驚く。
何ごともなかったかのように下の階へ移動。
60階の展望台からは16階まで降りることは出来ないので、降りる時はエスカレーターで59階へ。
59階にはおみやげ物ショップがあり、さらに下の58階には天空庭園がある。
この天空庭園は素晴らしかった。

窓に向かってズラッと椅子が並んでいるので、カフェで買ったものを街を見下ろしながら飲食することが出来る。

午前11時半、めちゃくちゃ空いていた。座り放題。
まだ時間が早くてクローズしていたが、こんなスペースも。

こ、これはお酒を提供しているということで間違いないだろうか。
やはり夜来なければ。一人で。
一通り見学して満足したので、59階から高速シャトルエレベーターで16階へ降りる。
この16階にも庭園があり、ここからも素晴らしい景色を眺めることが出来る。


あべのハルカス60階の展望台に行くには入館料が必要となるが、ここは無料で誰でも入れる。
天気の良い日はここでのんびりするのも良さそうだ。
さて、そろそろお昼の時間なのだが、私はこの日の夜ご飯(ビュッフェ)に全てを賭けているため、お昼は軽く済ますと決めていた。
お昼をしっかり食べてしまうと夜が食べられないお年頃、お昼ごはんはやめてお茶だけにする。
そうこうしているうちに時間が近付いてきた、
めちゃくちゃ楽しみで、張り切って予約していたので遅れては大変。
近鉄阿部野橋駅へ急げ急げ。
私が楽しみにしていた、この日乗車予定の近鉄電車「青の交響曲(シンフォニー)」

ああなんてかっこいいんだろう。(うっとり)

このエンブレムは、吉野山の3つの山をイメージしているらしい。
吉野へ行くこの「青の交響曲(シンフォニー)」は一日2往復のみ、完全予約席であり「上質な大人旅」がコンセプト。
阿部野橋駅から終点吉野までの1時間18分が少し短く感じてしまうこの優美な佇まい。
停車中、上質な旅を予感させるような優雅な交響曲(ハイドンの「時計」)が流れているのもにくい演出だ。
中に入ると、急にライブラリーが現れる。

向かいにはベンチがあるので、ここで少し座りながら書籍を読むことができる。

予約した席は一人席。通路を挟んで2人席がある。

床が絨毯なので、ドスドス歩いても足音がしないのが嬉しい。(そんな人はいなかったが)
とにかく静か。
これはのんびりとした電車旅ができそうだ。
とは言え、私は終点の吉野よりももっと手前の「橿原神宮前」駅で下車しなければならない。
所要時間30分。
短い。これはもう発車と共に行かねば!!!と飛び込んだのがラウンジ。

ここでは景色を眺めながらのんびりと食事、アルコールを楽しむことができる。
奈良大和肉鶏カレー、カツサンド、奈良名産柿の葉寿司に、おつまみにも大和肉燻製など、奈良旅行の期待を膨らませるメニューに加え、青の交響曲限定ラベルのこんなクラフトビールがあるとなれば買わないという選択肢はない。

私の乗車時間が短いのもあり、ラウンジを利用してみたかったが自分の席で飲むことにする。
後ろに隠れているのは、青の交響曲「とことこぬいぐるみ」。
猫たちへのお土産である。(子供ではなく笑)
後ろに引くとカタカタと前に進むので、猫が喜ぶだろう。
そしてこの可愛いクラフトビールはお土産に持ち帰るつもりだったが、あまりに喉がかわいていたので車内で飲み干してしまった。
喉が渇いた時のビール、しかも車窓を眺めながら飲むビールは最高過ぎた。
ちなみに、阿部野橋駅のコンビニで買っておいたおにぎりを一緒に食べた。(結局)
そうこうしているうちに目的駅に到着。早すぎやしないか・・・?
慌てて空になったビール缶と、とことこしんちゃん(ぬいぐるみを命名)をバッグにそっと仕舞い、駅へ降り立つ。

もっとひっそりしているイメージだったが、実際は参拝に向かう人や参拝して来た人、たくさんの人が往来する大きなこの駅は、この日宿泊するホテルの最寄り駅だ。
ここまでで既にあべのハルカスを満喫、青の交響曲に満足してしまっていたが、旅はまだ始まったばかりである。(ひとりだと充実感がすごい)
続く。
※続きはいよいよ、宿泊施設の紹介!!次回、後編は2026年4月17日に公開です。
まだホテルには着いてないけど、
奥田和美(たっきーママ)さんが体験した宿泊プランはコチラ↓

- 奥田和美
- 料理家。料理レシピサイト「アットレシピ」運営。
料理レシピ本大賞入賞、レシピブログアワードお弁当部門3年連続グランプリ殿堂入り。 SNS 総フォロワー数44万人以上。「たっきーママの毎朝ラクする!スープジャーのお弁当」(扶桑社ムック)など著書24冊の売り上げは累計138万部。
★2026年4月22日に新刊「たっきーママの簡単!からだリセット丼」(オレンジページ ムック)を発売。 - 奥田和美さんの今日のレシピ
