【人気料理家】 井上かなえ・山本ゆり・奥田和美のごほうび旅~奈良橿原グランドメルキュール奈良橿原 後編

人気料理家、井上かなえさん、山本ゆりさん、奥田和美さんが「よみふぁみ」おすすめの宿に宿泊し、体験レポートする旅ブログが新しくスタート! 第2回目はたっきーママこと奥田和美さんが「奈良県橿原市」に出かけました。ブログの最後には奥田さんが実際に泊まった宿泊プラン情報もあります。ぜひ、ご覧ください!
ごほうび旅「奈良県・グランドメルキュール奈良橿原 前編」はこちら
奥田和美 ごほうび旅
奈良県 奈良橿原市 後編
私がこの日宿泊するホテルの最寄り駅、近鉄「橿原神宮前駅」に到着。

私は少々方向音痴らしく、地図もクルクルとまわさないとわからないというのに、
夫はよく「南にまっすぐ」「東に向かって・・」と方角で説明するのだが、それ本当にやめて欲しい。
これについては関西人あるあるらしく、縦横の通りがわかりやすい大阪や京都などの地域で育った人は方角で説明する傾向にあると聞いたことがある。(私は関東育ち)
「道に迷ったらポラリスを探してごらん」と言われてもわからんって。(懐かしの)
道順は事前にアプリのストリートビューで確認済み。
場所的には近いから迷うことはないだろうと思ってはいたが、改札を出てから2分ほど歩くと到着。迷う暇などないほど近い!

この日お世話になるのは「グランドメルキュール奈良橿原」。
全国で20あるこのホテルチェーンの最大の特徴でありおすすめポイントは、何と言っても「オールインクルーシブ」だろう。
オールインクルーシブとは、宿泊料金の中に食事、アルコールを含む飲料、施設利用料、アクティビティの全てが含まれるという、いわば「宿泊料金さえ払えばやりたい放題」という素晴らしいシステムだ。(やりたい放題ではない笑)
オールインクルーシブというシステムでの宿泊は初めての経験。
勝手なイメージでは、館内のいたるところにドリンクバーのようなものが設置されていて
喉が渇いたら部屋から出て飲み・・・
って感じだったんだけど、いざ入ってみると吹き抜けのロビーは広々していて、ドリンクバーらしきものは見あたらない。

どうやら、飲み放題はラウンジ内のみで、時間も決まっているらしい。
昼の部は15時から18時まで。
チェックインしたのが既に16時近かったので、もう始まっているではないか!
急げ急げ。まずは荷物を置きに部屋へ。

私が宿泊した部屋はスーペリアツインで、テーブルもあり広々。
窓からは近鉄の電車が走っていて、待っていればまた青の交響曲が見られるはずだ。
いやでも私は今それどころではない。
オールインクルーシブを堪能せねば!と、部屋でゆっくりする間もなくラウンジへ向かう。
案の定、ラウンジは人があふれていたが、奇跡的に席を確保。
席が空くのを横でジッと待っていたわけではない、決して。
ラウンジではビール、スパークリングワイン、ワイン、ソフトドリンクなどがあり全て飲み放題。
ビールは、コップをセットしてボタンを押すだけでふわふわの泡のビールを自動で注いでくれる。

おつまみも取り放題。

昼間っからこんな贅沢いいのかしら・・・という罪悪感など私にはない。
元を取るかのようにグビグビいく。
そう言えば電車の中でも飲んだんだった。(後で思い出した)
チェックインしてから部屋に行かずにとりあえずここに来る、という人も多かったようなので、とにかく早くチェックインしてそのまま直行するのがおすすめかもしれない。
ラウンジを出て向かったのは売店。
注意しなければならないのが、売店が21時までで、朝は閉まっているということ。
ホテル内でお土産を買う予定の人はラウンジで楽しんだ後か、夕食後に買うべし!
私が選んだお土産はこれ。

↑奈良銘菓「さつま焼」。
さつまいもの形をしているけどさつまいもは使われておらず、
小麦粉や水あめ、小豆などを使用したシンプルな焼き菓子。
甘すぎず美味しい。ちょっと懐かしいような味で好き!
選びきれずにもう1つ買ったのがこれ。

橿原銘菓「蘇(そ)やねん」
ネーミングよ。嫌いじゃない。
古代のチーズ「蘇」を再現したものを風味付けしたという、古都奈良ではのフィナンシェ。

ほんのりチーズが香るしっとりした食感が美味しかった。
お土産を買って部屋に戻り、休む間もなく夕食のためビュッフェ会場へ。
はぁ、忙しい忙しい。(勝手に笑)

主食から主菜、副菜、サラダ、デザート、全てにおいて種類も多く、全種類を食べるというのは到底無理だなこれは。
若い頃なら挑戦できたかもしれない・・・いや、それでも種類多すぎやろ。

あちこちにあるので、一通り取ったと思ったらこっちにもまだあった!こっちにもか!となるやつ。
まずは全体を見て回ってから取りに行った方がいいかもしれない。
全然これ、一部だから。

お刺身などの新鮮な魚や、奈良ならではの食材や創作料理なども盛りだくさん。
もちろんお酒もソフトドリンクも飲み放題。どんだけ飲ませるねん。(勝手に飲んでるだけ)
いや、やっぱり元を取らねばと思ってしまうわ。

しゃぶしゃぶコーナーもあって、これ最高だった。
この場で鍋に肉入れて野菜入れてしゃぶしゃぶしてから器に盛り、ポン酢とかゴマだれをかけるんだけど、しゃぶしゃぶしている間後ろに並んでいる人にずっと見られていると思うと妙に緊張したわ。(多分全然見てない)
さらにデザートコーナーにはこれ。

インスタでよくみるやつ!
これは子供よろこぶよね、もちろん取り放題。

モナカの中を好きにカスタマイズできるコーナーも子どもに大人気だった。
クリームやあんこやトッピングもたくさんあって楽しいよね。
キッズエリアもあり、ポテトやチキンなどお子様が好きそうなものがズラッと並んでいるのも子連れにはありがたいサービスすぎる。

全種類食べたかったが無理なので選びに選んでこれ。
手前は豆のカレーなんだけど、ナンがあったのでつけながら食べたらもう最高だった。
他のものも全部美味しくて、なのにこれだけしか食べられなくて、昼抜きにしたのに(おにぎり食べたけど)と奥歯を噛みしめながら、たくさん食べられる強靭な胃が欲しいと心から思った夜だった。
はち切れそうなお腹を落ち着かせるため、一旦部屋に戻ってすぐに大浴場へ。
広い浴場で足を伸ばし、疲れた体を癒した後はこの温泉ラウンジへ。

※撮影許可済
ここが本当にめちゃくちゃ落ち着く空間で、デトックスウォーターもあって最高。

これを飲みながらボーーーーーーッと30分くらい滞在したと思う。(白目むいて)

ちょっとここで横になってもいいですか?ってくらい居心地よし。
大浴場の混雑具合はスマホでわかるようなことを言っていた気がするけど、どうだったかな。(記憶が・・・笑)
とにかくこちらも早めに。
21時過ぎると洗い場に行列が出来るとか出来ないとか。(どっちだよ)
この後、少し部屋でゆっくりしてから再度ラウンジへ。
21時から23時の間、夜のオールインクルーシブラウンジがオープンするのだ。
オールインクルーシブは楽しくてお得だがとにかく忙しい。
行かなきゃいい話だが、行かないわけにはいかない。(なんとなく)

夜も大混雑のラウンジ、これしか写真が撮れず・・・!(後ろからこっそり)
どうやら出遅れたようで(お風呂のラウンジでボーっとしてるからや)、座ることも出来ず見学しただけで終わってしまった。
でも夜のラウンジにはビールがなかったので、諦めもついた。
とにかく全てにおいて早めの行動がおすすめってことね。
それでも館内でこれだけ充実して過ごせるのはすごい。
そして朝のビュッフェもすごかった。
もう料理の写真が多すぎるので少な目にするけど、

びっくりしたのが、朝からスパークリングワインもあって。

もうどんだけよ!サービスすごすぎやろ。
お酒飲めない人は損した気分になるくらい贅沢な飲み放題すぎた。
ちなみに、ホテルには無料のアクティビティがあり、15時からロビーのオープンスペースで開催されていたのでやらせていただいた。
大の大人が。1人で黙々と。

この和紙の中から好きなものを選んでしおりに。
私は、我が家の可愛い猫たちの色で。

裏にはこっそり猫たちの顔を描いて、世界に1つだけのしおりにした。

たたみのコースターも作らせていただいた。
囲んでいるのは和紙で、これも好きな柄を選んで貼り付けるだけ。
奈良は吉野の手漉き和紙が有名で、ここで使っているのもそうだけどホテルの中にもいたるところに手漉き和紙が飾られていた。
ひとり旅ゆえ、ホテル滞在中は時間を持て余すのではないかと思っていたが、それどころか足りないくらいだった。
とにかく寝る時以外はあまり部屋にいなかった気さえする。(気のせい)
そんな充実したホテルをチェックアウトした後は、奈良だけに色々と行きたいところがあったが、昼から雨の予報だったため取り急ぎ絶対に行きたかった「橿原神宮」へ急ぐ。
駅まで戻り、参道へと続く道のスタート地点とも言える場所に黄色いポストを発見。

この黄色いポストから手紙を出すと、届いた人に幸せが届くと言われている。
特にそんな相手もいないので誰に出すこともなく通り過ぎる。(最低か)
ここから歩くこと10分ほど、大きな 大きな鳥居が。

手前で一礼をして、参道脇を歩いて進む。
橿原神宮は初代天皇である神武天皇が即位した日本の始まりの地、建国の聖地。
神武天皇と皇后が祀られている神聖な場所。
平日の午前11時前ということもあり人も少なく、厳かな雰囲気の中背筋がしゃんと伸びるような気持ちになる。

この南神門を入るとさらに厳かで、空気が変わったかのように感じる。

外拝殿。
この奥には橿原神宮の核心部である内拝殿があるのだが、入ることは出来ないので遠くから拝観させていただく。

神聖なるこの場所で拝ませていただき、私の中のどす黒い部分が洗われるようだった。笑
さて、雲行きが怪しくなってきたもののまだ雨が降ってはいない。
もう少しいけるのなら行きたかった場所があるのだ。
ということで、橿原神宮前駅まで戻って電車で「西ノ京」駅へ。

駅を降りて歩くこと4分ほどで到着したのがここ「薬師寺」(奈良市になります)

この時パラパラと雨が降り始めたが、雨が降ろうが入らない選択肢はなく、拝観料を払っていざ中へ。
薬師寺は天武天皇が創建した世界遺産だ。

これは大講堂。
そしてこれが金堂。

これ、4階建てに見えて2階建て。
そして何と言ってもすごいのがこちら。

この東塔、六重に見えて実は三重という建築ももちろんすごいが、何がすごいって
創建当初から1300年もの時を経て今なお現存している、ということ。
1300年前って飛鳥時代よ?どうやってこれを建てたのかなんて想像もつかない。
2009年から12年もの年月をかけた修繕が行われたが、建て直すのではなく修繕をして現存している、というのはまさに国宝。(実際に国宝である)
しかも、上に突き出ている塔の先端には重さ100キロある「相輪」があり、重機もボルトもない1300年もの昔にどうやってこれを創り上げ、そして1300年もの間それを維持させることが出来たのか。
考えるだけでワクワクが止まらない。
って、その肝心の先端が見切れている・・・!泣
思いにふけっていると雨脚が強くなってきたため、今回はここで終了。
電車で帰る際、乗り換えのため再び橿原神宮前駅へ。
駅構内で家族へのお土産を購入。

奈良と言えば柿の葉寿司でしょ。
そして大好物の焼き鯖寿司もね。

今回は、大好きな歴史にたっぷり触れることも出来た最高のひとり旅だった。
夫は歴史に微塵も興味がないので、夫と一緒だったらこんなにゆっくりと神社をまわったりは出来なかっただろう。
でも、今度は夫と2人で旅行してみるのもいいかもしれない。
「25周年の銀婚式には2人で旅行したい」と夫が以前言っていたのを、銀婚式が過ぎた今、ふと思い出した。
御菓子司 春日庵「さつま焼」(7個入り) 1112円(税抜)
奥田和美(たっきーママ)さんが体験した宿泊プランはコチラ↓

- 奥田和美
- 料理家。料理レシピサイト「アットレシピ」運営。
料理レシピ本大賞入賞、レシピブログアワードお弁当部門3年連続グランプリ殿堂入り。 SNS 総フォロワー数44万人以上。「たっきーママの毎朝ラクする!スープジャーのお弁当」(扶桑社ムック)など著書24冊の売り上げは累計138万部。
★2026年4月22日に新刊「たっきーママの簡単!からだリセット丼」(オレンジページ ムック)を発売。 - 奥田和美さんの今日のレシピ
