仕返しなんてせんでいい。人を雑に扱う人は、その生き方のせいで大切な人から順番に離れていく。|ネコ坊主の今日の一言 Vol.37

よみふぁみでは、毎月第1・第3木曜日に、人間関係が楽になる・心にしみることばを紹介するネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」を連載しています。
今回は、「仕返しなんてせんでいい。人を雑に扱う人は、その生き方のせいで大切な人から順番に離れていく。」です。
ネコ坊主こと、専念寺住職の藪本正啓です。
仕返しをしたいほど傷ついても、無理に仕返ししなくていい
誰かに傷つけられたり、信じていた人からひどい扱いを受けたりすると、「いつか仕返しをしてやりたい」と思うことがあります。それだけ傷が深ければ、悔しさや怒りが消えないのも当然です。でも、その人のために自分の大切な時間や心まで使って、無理に仕返しをする必要はありません。
人を雑に扱う人から、大切な人は少しずつ離れていく
人を雑に扱う人は、たった一人にだけ雑なのではありません。「これくらいなら許される」「相手が我慢すればいい」という考え方は、やがて家族や友人、恋人、仕事仲間など、身近な人との関係にも表れてきます。
最初のうちは、周りも我慢してくれるかもしれません。「悪気はないんだろう」「いつか分かってくれるだろう」と許してくれる人もいるでしょう。優しい人ほど、何度も相手にチャンスを与えます。しかし、人の優しさは無限ではありません。何度も嘘をつかれ、裏切られ、傷つけられれば、どれほど優しい人でも疲れてしまいます。
人が離れていくときは、何も言われなくなる
そして、本当に人が離れていくとき、大きな喧嘩が起こるとは限りません。むしろ怖いのは、何も言われなくなることです。
連絡が少しずつ減る。誘われなくなる。相談されなくなる。以前なら笑って許してくれたことにも、何も言わなくなる。それは許されたのではなく、もう期待されなくなったのかもしれません。気づいた頃には、当たり前のようにそばにいてくれた大切な人が、静かにいなくなっていることがあります。
だから、仕返しなんてしなくていいのです。
仕返しよりも、自分を大切にしてくれる人を大切にする
してください。自分を傷つけた相手のことばかり考えていると、今そばにいてくれる人の優しさまで見えなくなってしまいます。
人を大切にできる人の周りには、やがて人が残ります。反対に、。
人を大切にできない人は、最後には大切な人から離れていかれる。
仕返しよりも怖いのは、ある日ふと振り返ったとき、自分の生き方によって、本当に大切だった人たちが誰もそばにいなくなっていることなのかもしれません。

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