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再訪 西国三十三所 第八番札所「豊山 長谷寺」

2025.10.20 再訪 西国三十三所

 

第八番札所
    豊山  長谷寺  

ぶさん はせでら

 

御詠歌

いくたびも 参る心は 初瀬寺
山もちかひも 深き谷川

西国三十三所 第八番札所長谷寺十一面観音菩薩立像

壺阪寺、岡寺と四季を彩る霊場を巡り、「花の御寺(みてら)」と称される、西国三十三所の根本霊場に来た。
仁王門から399段の登廊が続く。桜(さくら)、牡 丹(ぼたん)、紫陽花(あじさい)、紅葉、寒牡丹……。境内の四季の移いを想像しながらゆっくり登った。

西国三十三所 第八番札所長谷寺の登廊と本堂
初瀬山中腹に懸造(かけづくり)の本堂(国宝)が立つ。身をかがめて「内々陣」と呼ばれる厨子に入る。見上げると、高さ10mに達する日本最大級の木像仏「十一面観世音菩薩立像」が安置されている。あらゆる人への救済を示す11の顔に右手に錫杖(しゃくじょう)、左手には水瓶(みずがめ)を持ち、平らな石(大盤石(だいばんじゃく))の上に立つ独特な姿は「長谷寺式」と呼ばれている。内々陣へ参ることができる特別拝観時には、ご本尊の「お御足」に触れ、観音様との縁を結ぶことができる。
「33の観音様と縁を結ぶことができ親しみを感じるのが西国三十三所巡礼です。多くの文化財に触れ日本文化や門前の地域文化も感じてほしい」と同寺の広報担当者から聞き、外の舞台に出た。磨き抜かれた舞台の奥に、豊かな緑の山々に三方を取り囲まれた檜皮葺(ひわだぶき)屋根の五重塔がそびえていた。
参拝を終え登廊を下りながらご本尊の姿をふと思い出した。「さあ、願いに応えましょう」と言うがごとく、大盤石から右足を踏み出した観音様の思いを胸に、門前町に歩み出した。

西国三十三所 第八番札所長谷寺 磨き抜かれた舞台の奥に緑の山々を望む
西国三十三所 第八番札所長谷寺の五重塔

西国三十三所 第八番札所長谷寺の御朱印

▼ ガイド
真言宗豊山派総本山。奈良県桜井市。近鉄「長谷寺」駅下車。徒歩約15分。入山時間は、午前8時半から午後5時まで(10、11月は午前9時から午後5時、12月から2月は午後4 時半まで、3月は午後5時まで)。入山料は大人500円、小学生250円。

撮影・文 ◆  土屋 功(つちやいさお)(読売新聞大阪本社)

 

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