BENIOの楽しい囲碁Vol.14 陣地を作る~お部屋づくりを楽しもう~

囲碁は囲むことで陣地をつくることができます。囲碁の醍醐味は陣取りゲームです。
陣地をつくるってなんだか難しそうだし、陣地取りなんかしたことないよって人もいるかもしれません。
だけど、陣地取りはそんなに難しい話ではありません。
子どもの頃、こんなことをしませんでしたか?
運動場に白線をひいて、「ここから赤組のエリアね」とスペースを決める。
もしくは、子ども部屋に縄跳びで線を引いて、「ここからは私の部屋ね」と兄弟で決める。
そして、案の定「足のさきっちょが入った」とかいうてケンカするねんな。
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囲碁の陣地取りとは、碁石で壁をつくって碁盤にお部屋をつくるイメージです。
固く考えず、理想の間取りを考えながら楽しみましょう!

石で囲んで壁をつくると内側が陣地になります。
例えば、陣地を3JNC(JINCHIの略)つくってみますね。まるで3LDKみたいな言い方をしましたが、実際には○目(もく)と数えます。
この写真のように、3目の広さの陣地をつくるには8個の石がいります。

めっちゃ石が必要やん。碁石は白番も黒番も、1個ずつしか置けません。
だったら、少ない石で広い陣地を作れるとお得ですよね。
碁盤にある端っこの線は壁になっています。
この壁は白黒お互いにとっての壁です。この壁を使うとどうなるでしょうか?
試しに、右側の壁に向かって石を囲んでみましょう。
すると、5個の石で3目の広さが作れました。

しかし、まだまだ石を節約する方法はあります。
壁の角に陣地をつくるんです。右上の壁の角を使ってみます。
右にも上にも壁がもとからあるので、4個の碁石で3目の陣地が作れました。

こうして碁盤に最初からある壁に向かって陣地をつくることで石を節約できます。このことを囲碁用語で壁ドンと、呼びませんがたった今私が名付けました。
囲碁の陣取りとは、意外と難しくありません。お部屋づくりごっこと考えて気楽にやってみましょう。
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ところで、みなさんは理想の間取りってありますか?
私の理想は、できるかぎり段差がないことです。あと、大の字になって寝転べる部屋。
そんなことを考えながら今日も、道端の何もないところでコケそうになっています。
大の字になって(コケてるやん)。
文/BENIO、囲碁監修/水戸夕香里三段(日本棋院関西総本部所属)