ネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」Vol.21 また私の悪口か。よほど暇で、私のことが気になって仕方がないらしい。
Vol.21
また私の悪口か。よほど暇で、私のことが気になって仕方がないらしい。

ネコ坊主こと、専念寺住職の藪本正啓です。
悪口は相手の心の余裕のなさを映し出す鏡
誰かがこちらの悪口を言っている――そんな場面に出くわすと、心がざわつきます。しかし、ふと冷静になって考えてみると、その人はそれほど暇で、こちらのことが気になって仕方がないのだと気づくことがあります。批判や陰口というのは、相手の心の余裕のなさを映し出す鏡のようなものです。そこには、嫉妬や不満や孤独といった、満たされない気持ちが潜んでいるのかもしれません。
写真の黒猫は、まるで「またか」と言いたげな表情をしています。悪口など、いちいち気にしていられない。そんな落ち着いたたたずまいが伝わってきます。猫は、自分がどう見られるかよりも、自分がどう生きるかに意識を向けています。だからこそ、どこか達観したような姿勢を感じるのだと思います。私たち人間も、本来はそのくらい自由でいいのかもしれません。
見方を変える
悪口を言われたとき、私たちはどうしても反応してしまいます。しかし、その言葉に振り回されるのではなく、「ああ、この人は今、余裕がないんだな」と受け止める余地があれば、心はずっと軽くなります。相手の言葉に価値を見出さなければ、傷つく理由そのものが消えていきます。
また、誰かに執着されるというのは、別の見方をすれば、それだけ自分が存在感のある証拠でもあります。気にされているということは、そこに何らかの影響力があるということです。それならば、無理にあらがう必要はありません。黒猫のように、。
「このぐらいで済む」という言葉には、心の広さと余裕があります。悪口が耳に届いても、そこに深く反応しない強さです。。。
★ネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」は、毎月第1・第3木曜日に「〝人間関係が楽になる〟〝心にしみる〟ことば」を紹介しています。 ※掲載週は変更になる場合があります

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