会社のために病むほど給料もらっていない。今日も自分優先で帰ってゆっくりしよっと♡|ネコ坊主の今日の一言 Vol.40 

2026.10.15 ● ネコ坊主のねこさんから人間さんへ今日の一言

ネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」Vol.40 会社のために病むほど給料もらっていない。今日も自分優先で帰ってゆっくりしよっと♡ これが理想だよね。ネコ坊主かく

よみふぁみでは、毎月第1・第3木曜日に、人間関係が楽になる・心にしみることばを紹介するネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」を連載しています。
今回は、「会社のために病むほど給料もらっていない。今日も自分優先で帰ってゆっくりしよっと♡」です。

 
ネコ坊主こと、専念寺住職の藪本正啓です。

仕事を頑張りすぎて、倒れてしまったら元も子もない

会社のために頑張ることは大切です。任された仕事をきちんとこなし、周りの人に迷惑をかけないように働くことも、社会人として必要なことだと思います。ですが、そのために自分の心や身体まで壊してしまっては、本末転倒です。
 
真面目な人ほど、「もう少し頑張らないと」「自分が休んだら迷惑をかける」「みんなも頑張っているから」と、自分のしんどさを後回しにしてしまいます。気がつけば、仕事が終わって家に帰っても頭の中は仕事のことでいっぱいです。休んでいるはずなのに、心はずっと働き続けています。
 
けれど、会社は人生のすべてではありません。仕事は暮らしていくための大切な一部分ではありますが、自分の健康や家族との時間、好きなことを楽しむ時間まで差し出す必要はありません。自分が倒れてしまったら、どれだけ仕事を頑張ってきたとしても、元も子もないのです。
 

「中道」の教えから考える、頑張りすぎないということ

仏教には「中道」という考え方があります。何事も極端に走らず、ちょうどよい道を歩むことが大切だという教えです。頑張ることも大切ですが、頑張りすぎないことも同じくらい大切です。休むことは怠けることではありません。明日を生きるために、自分の心と身体を整える大切な時間なのです。
 
「今日はもう十分やった」と思ったら、仕事を置いて帰っていいのです。温かいご飯を食べ、お風呂に入り、好きな動画を見たり、猫と遊んだりして、ゆっくり過ごしていいのです。
 

自分の人生は自分で守る

自分を最優先にすることは、わがままではありません。自分の人生を自分で守るということです。仕事は代わってくれる人がいるかもしれませんが、自分の人生を代わりに生きてくれる人はいません。
 
だから今日くらいは、「もうええか」と肩の力を抜いて帰りましょう。明日のことは明日の自分に任せて、今夜は自分を休ませてあげてください。
 


 
 
 

プロフィル

融通念仏宗 一向山専念寺 住職 籔本正啓(通称:ネコ坊主)

大阪市平野区喜連にある専念寺の第25代住職。1982年、大阪市平野区生まれ。7歳で父を病で亡くし、 母方の実家である専念寺に戻り、僧侶を志す。 23歳で住職を拝命。専念寺は豊臣家ゆかりのお寺で、「日本で一番美しい」と言われる迦陵頻伽(かりょうびんが)を拝観できる。

地域ネコの見守りと保護活動にも力を入れ、寺の掲示板のことばの書と猫の写真をSNSに投稿し、大きな反響を呼んでいる。Xフォロワー29万人、Instagramフォロワー45万人(2026年7月時点)。

著書に『ネコさんの「心にしみる」おひとりさま名言』(双葉社)、『大阪 専念寺 ネコ坊主の掲示板 人の悩みのほとんどは「人」 今日のことば101」 (主婦と生活社)。

専念寺ホームページ


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