【京都】ジブリの世界で自分に問う『禅とジブリ』京都展@京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ 割引情報も

2026.10.13 ● エンタメ&カルチャー

ジブリ 表題

©Studio Ghibli

 

京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ(京都市左京区)で『禅とジブリ』京都展が、10月3日に開幕しました!
鈴木敏夫プロデューサーと禅僧との対談集『禅とジブリ』(淡交社刊)を原点として、ジブリ作品に通底する〝禅的なまなざし〟に迫る展覧会。素敵なゲストが駆けつけてくれた内覧会に参加した記者が、本展の見どころをご紹介します。

 

 

ジブリ作品の“あっちの世界”が目の前に

本展は、米アカデミー賞を受賞した宮﨑駿監督の映画『君たちはどう生きるか』(2023年)の世界観を中心に構成。青サギに導かれるように展示会場へ向かいます。
展示館内

©Studio Ghibli     

展示は5章だて。ジブリ作品の場面や言葉を手掛かりに、禅の考え方やものの見方へ視点を広げていく構成です。
第1章は、『あっちの世界、こっちの世界』。“異世界”への扉を覗くと、様々な作品で描かれてきた“あっちの世界”が😮!
展示会場内2

©Studio Ghibli

例えば、扉の向こうに「ハウルの動く城」が本当に動いていたり……
ハウルの動く城

©Studio Ghibli

「千と千尋の神隠し」のカオナシが散らかった部屋に浮かんでいたり……
「千と千尋の神隠し」のカオナシ

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「崖の上のポニョ」のポニョが魚の群れの上を駆け抜けていたり……「崖の上のポニョ」のポニョ

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……と、作品の名場面を立体で再現。その作り込みがめちゃ細かい😲! 見れば見るほど、作品の世界観の解像度が上がっていきます😊。
扉の中には来館者自身で開閉できる扉もあるので、閉まっている扉を見付けたらぜひ開けてみて☆

ちなみに、会場内の大半のエリアで写真・動画撮影OK📸
当日限定で本展を振り返ることができるQR画像もチェックしとこ✔。
QR画像

©Studio Ghibli

「ジブリ問答」に「ジブリ禅画」。ジブリの“禅”に迫る

第2章『お茶をどうぞ』は、禅の言葉「喫茶去(きっさこ)」にちなんで設けられた空間です。入り口は映画のセットみたい!
喫茶去(きっさこ)

©Studio Ghibli

――で、デッキの下の茂みがガサガサしたかと思うと……
小トトロ

©Studio Ghibli

小トトロが走ってる! ガサガサしたらカメラを構えて!📸

中に入ると、大きなトトロとサギ男がお茶を飲みながら迎えてくれます。
カウンター裏から、トトロの貴重な後ろ姿も見られますよ☆
「ジブリ問答」

©Studio Ghibli

このエリアでは、宮﨑駿監督と鈴木敏夫プロデューサーとの禅問答みたいな「ジブリ問答」を紹介。
会話の音声も流れていて、ほのぼのした雰囲気も伝わってきます。
「鈴木さん、腰どう?」「今日はまぁまぁですね。日によりますけど」――なんてね😚
過去や未来の話ではなく「今、ここ」を語るお二人の会話。過去を悔やまず、未来を憂えず、「今を生きる」という禅の考え方が、お二人の会話にも感じられました。
『うまれるところ』

©Studio Ghibli

鈴木プロデューサーと3人の禅僧による対談から集めた言葉を、作品の場面写真と共に紹介する第3章『うまれるところ』は、長居必至の展示エリア。
鈴木プロデューサーが描いた絵に野沢龍雲寺の細川晋輔住職が賛を添えた“ジブリ禅画”も展示されていて、部屋中に作品が溢れています。
屏風

©Studio Ghibli

屏風2

©Studio Ghibli

禅宗の祖・達磨大師に由来すると言われている起き上がりこぼしは、カオナシと巨神兵の2タイプ。触って揺らすことができますよ😉
カオナシ達磨

©Studio Ghibli

『君たちはどう生きるか』の主人公・牧眞人の部屋を始め、作品世界をより深く感じられる展示も。絵コンテからはラフな線の中にも強いエネルギーが感じられて、つい見入ってしまいました😶。

自分自身に問う「この時代をどうやり過ごすか?」

「禅」とは本来、「本当の心」を探求する言葉だったのだとか。第4章『それぞれの禅』では、日常の営みから「本当の心」に迫ろうとする修行僧たちの生活を紹介しています。禅僧・白隠慧鶴の作品

©Studio Ghibli

禅僧・白隠慧鶴の作品2

©Studio Ghibli

禅を海外に紹介した仏教学者の鈴木大拙氏や、京セラの創業者・稲盛和夫氏のゆかりの品々、味わい深い禅画で知られる江戸期の禅僧・白隠慧鶴の作品も展示。
僧侶に限らず、いろんな立場の人が「禅」を自分の生き方に取り入れてきたんですね✨

スタジオジブリの映画や展覧会のポスター題字を書き続けてきた鈴木敏夫プロデューサーが、仕事の中で関心を向けるようになったのが、白隠慧鶴の禅画。「禅とジブリ」誕生のきっかけにもなったそうです。

第5章『この時代をどうやり過ごすか』では、白隠に魅了された鈴木プロデューサーによる書画がたくさん😛! お気に入りの言葉を見つけてくださいね。
鈴木プロデューサーによる書画

©Studio Ghibli

ファンならずとも大興奮!のショップコーナー

ショップコーナーも見逃せません。
『君たちはどう生きるか』に登場するワラワラがふわふわ浮いているの、さりげなくかわいい😚
ショップ

©Studio Ghibli

あずま袋、手ぬぐい、巾着、がま口、根付、扇子など、和小物が多いのが印象的。もちろん、Tシャツや文具、キーホルダーなどの定番アイテムも揃います。
個人的なお薦めは、鈴木の描き下ろしイラスト+禅の言葉が書かれたポストカード(330円)。使う分と自分の分を買って、自分の分はお守りみたいに大切にしたくなるよ😊。

本展開催のきっかけとなった対談集『禅とジブリ』(淡交社刊)も購入可。おうちで読み直して、展覧会を振り返るのもいいかも😊。

キュートすぎる応援団長が展覧会を応援!

10月2日に行われた開会式には、鈴木プロデューサーと本展の応援団長に任命された俳優の石田ゆり子さんもご登壇。「僕の理想の職業はお坊さんだった。いつも自分の中に仏教があった」と話す作務衣姿の鈴木プロデューサー、渋っ😆! 石田さん、かわいー😆!
翌日(10月3日)は石田さんのお誕生日ということで、特製ケーキやギター演奏のプレゼントがありました🎂 鈴木プロデューサーからのプレゼントは、オレンジワイン🍷。
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↓「応援団長なのに『押忍ッ!』という感じではなくて……緊張しています」ニコッ。かわい~✨
石田ゆり子さん
お二人のトークも、大盛り上がり☆ 石田さんは初めての坐禅で、「『今、ここ』に集中した」という経験談を披露してくれました。
「『“一瞬”に本当に集中すると、この一瞬が永遠になるんですよね』っていつもそう思っていたのですが、それが禅の心だと教えていただき、『そうだったんだ!』と思いました」

ジブリの世界で見つめ直す、自分の「今、ここ」。禅文化が日常に溶け込んでいる京都で、心整うひとときをお過ごしくださいね🍂

『禅とジブリ』京都展 開催概要+割引情報

『禅とジブリ』京都展/主催:読売テレビ、読売新聞社、ぴあ、京都市
【会期】2026年 10月3日(土)~12月6日(日)
【休館】月曜 *10月12日、11月23日は開館
【開館】10~18時(入場は17時30分まで)
【場所】京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ(京都市左京区)
【問い合わせ】℡075-771-4334
【料金】 一般・大学生1900円、中学生・高校生1500円、小学生1100円
*展覧会公式サイトはこちら
京都展限定企画の案内や、『禅とジブリ』公式YouTubeチャンネルの紹介など、情報が盛りだくさん!来館前にチェックしてみて。           

☆ぷち得情報☆
読売ファミリー10月7日号、読売ライフ11月号に本展の割引券を掲載。ぜひご利用ください。

 

記者 < 山南紀子 >
パンとチーズと市川雷蔵をこよなく愛する、兵庫県たつの市出身の読売ファミリー記者。素麺やっぱり揖保乃糸&醤油はやっぱりヒガシマル。英語が苦手な播磨弁ネイティブ。

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