愛媛 ✽ 国定公園70周年 絶好の避暑スポット ✽ 面河渓(おもごけい)を愛する会(久万高原町)
【 愛媛県版 】頑張ってま~す!
国定公園70周年 絶好の避暑スポット
面河渓を愛する会(久万高原町)
渓谷内にある大岩壁「亀腹」前は絶好の水遊びスポット
国の名勝として知られる「面河渓」。
ひんやりとした空気やしびれるほど冷たい清流は絶好の避暑スポットとして人々を引き込む。
「面河渓を愛する会」のメンバーは、いつでも気持ちよく安全に面河渓で過ごせるようボランティアで遊歩道の整備やイベントなどを行っている。
◆エメラルド色の河床
面河渓は石鎚山南麓に広がる四国最大の渓谷。これまで何度も水質1位に選ばれた下流の仁淀川の最上流域にあたる。仁淀川はコバルトブルーの清流で訪れる人を魅了するが、面河渓の河床はエメラルドグリーン。大きな白い一枚岩の上を絹のように流れる透明な水や深い淵(ふち)、小さな滝がいくつも連なり、キャニオニングの好適地としても人気が高い。
キャンパーに人気の鉄砲石川キャンプ場
◆ 景観保全も魅力発信も
「面河渓を愛する会」は2012年に発足し、現在42人が所属する。会長の白石崇さん(84)は、「中学2年の時、初めて面河渓から石鎚山に登った感動が今も忘れられません。長年触れ親しんできた渓谷の素晴らしさを守り、仲間を広げて、次世代に伝えたい」と力を込める。会員は有志で不定期に集まり、渓谷内を確認。危険な箇所が見つかれば、対処方法を検討して関係機関と交渉し、改修・改善を働きかけるなど、景観保全に尽力する。崩落した遊歩道の岩盤に約50mの桟道を渡した「苔(こけ)の桟道」もその一つだ。また、渓谷の自然になじんでもらいたいと公募による「面河渓フォトコンテスト」や、応募作品をテーマごとに蒐集した展示会を町内外で行っている。花や木々を観察して学ぶ散策会も人気のイベントだ。
渓谷内を見回る会員
◆ 海外観光客の誘致へ
面河渓は今年、石鎚山とともに国定公園に指定され70周年を迎えた。白石さんは「四季で移ろう渓谷美と水の色が最大の魅力。ここから石鎚山を目指すルートの景観は圧巻です。できれば宿泊して、夜の深い静けさや星の美しさ、朝の鳥のさえずりなどを味わってほしい」と思いを語る。今後は海外にもアピールし、観光客誘致につなげることも検討しているという。
(エリアライター/黒田 仁朗)
「面河渓フォトコンテスト」の入賞作品を展示する「渓泉亭 面河茶屋」
お問い合わせは
久万高原町観光協会
☎0892-21-1192
渓仙亭 面河茶屋
☎0892-58-2511
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