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デビュー40周年 歌手、坂本冬美! 自身で選ぶオリジナル曲ベスト5は?

2026.06.02 ○○インタビュー

デビュー40周年 歌手・坂本冬美さん

いつも記者ブログをご覧いただきありがとうございます。
記者の大西秀雅です。

読売ファミリー2026年6月3日号の表紙は歌手の坂本冬美さんです。
1987年3月、19歳でデビューし、今年で40年目を迎えられました。
そこで、9月14日(月)に大阪・フェスティバルホールで記念のリサイタルを上演されるとお聞きし、東京・有楽町でお話をお伺いしました。

冬美さんとお会いするのは2025年6月、ビルボードライブ大阪でのライブの翌日にわが社にお越しいただき、新歌舞伎座での座長公演のお話しをお聞きして以来ですから、9か月ぶりです。

冬美さんもそのことを覚えてくださり、「昨年10月の新歌舞伎座の公演で一番盛り上がったのが読売ファミリーさんの読者の皆さんが来てくださった日なんですよ。本当に盛り上げ上手の読者の皆様ですね」と笑顔で話してくださいました。
これはうれしいお言葉ではあ~りませんか!

そこで、読者の皆様~!

こうなりゃ、9月14日(月)の冬美さんの40周年記念リサイタルにも、大勢で詰め掛けて大いに盛り上げて、冬美さんの40周年のお祝いをしよーではありませんかぁ!
なにせ、今回のリサイタルは通常のコンサートの2倍の約30曲も歌われるそうですよ。しかも、関西では1回しかないそうですから、是が非でもフェスティバルホールに行かなくっちゃです。

冬美さんが選ぶ「オリジナル曲ベスト5」!

冬美さんはこの40年間に60近くのオリジナル曲を出しています。そこで、ご自身でベスト5を選んでくださいと、無茶ぶりをいたしました。
さて、皆さんはどんな楽曲が入っていると思いますか?予想してみてください。
※ただし、これはランキングではございませんのであしからず。

念願の初の女歌!

まずは「火の国の女」(作詞:たかたかし、作曲:猪俣公章)ですね。
石川さゆりさんに憧れてこの世界に入ったんですが、1987年3月のデビュー曲の「あばれ太鼓」をはじめ、ずっと男歌が続いたんです。
5年目にして初めて女歌をいただいたのがこの楽曲で、「待ってました」という思いでした。

紅白で10回も披露した、今や冬美さんの代名詞!

そして1994年9月に出した「夜桜お七」(作詞:林あまり、作曲:三木たかし)です。
これは、江戸時代に激しい恋心から放火事件を起こしたといわれる伝説の少女・「八百屋お七」をモチーフにした楽曲です。
CD発売の前年に師匠の猪俣公章先生が他界され、精神的に落ち込んでいる時にこの歌がヒットし、忙しさで悲しみを紛らわせることができました。
それに紅白歌合戦で10回も歌わせていただていますから、もう私の代表曲というか、「代名詞」ですよね。
私が生まれたのが1967年3月30日。その300年前の3月29日に「八百屋お七」が亡くなっているので、私は八百屋お七の生まれ変わりという因縁を感じてしまうほどの楽曲です。

初めてドレスで歌唱した楽曲

3番目は2009年の「また君に恋してる」(作詞:松井五郎、作曲:森正明)です。
それまで歌う時は着物姿ばかりでしたが、この曲で初めてドレスになりました。
「歌手、坂本冬美」の幅を広げてくれたという意味では欠かせない楽曲です。

憧れのあの方に直談判した楽曲

4番目は2021年にリリースしました「仏陀のように私は死んだ」(作詞・作曲:桑田佳祐)です。
これは桑田圭祐さんの楽曲です。私は中学生のころからサザンオールスターズの桑田さんの大ファンで、この世界に入ったときから「いずれは桑田さんに」と思っていました。
しかし、共演する機会は全くなかったんです。

月日は流れ、2018年の紅白歌合戦で初めてご一緒させていただいた時、当時の想いが蘇ってきました。
後日、思い切ってお手紙をお出ししたんです。
「デビュー35周年に向けて、ぜひぜひ書いてください」――。

返事は3か月後にスタッフを通じて頂戴しました。
「スタジオに来てください」というコメントだけです。
果たして、断られるのか、もしくはご承諾をしてくださるのか。
ドキドキしながらスタジオにうかがいましたら、桑田さんが「こんな詩を書いてみました」と言ってギターを弾きながら歌ってくださったのです。
もう完璧に出来上がっていたんです。
そのあと、歌唱指導もしてくださり、本当に夢のような時間でした。そんなことがありましたので、この曲は私にとっては宝物なんです。

40周年の感慨が湧いてきます!

最後は40周年記念で2026年3月に出した新曲の「遠い昔の恋の歌」(作詞・作曲:川村結花)です。
作ってくださった川村さんは私と同い年で、大阪出身のシンガーソングライターです。SMAPさんの「夜空ノムコウ」の作者として有名です。
2011年に「おかえりがおまもり」という曲を書いてくださったご縁もあって、今回の曲作りをお願いに上がりましたら、逆に川村さんから「冬美さんのためにすでに作って温めている楽曲があるんです」とおっしゃるんです。それがこの作品です。
過ぎ去った昔の淡い恋心を少し切なく描いた歌詞を、落ち着いたジャズの雰囲気が漂う曲調に乗せた大人のバラードです。もう感激です。

2番にこんな歌詞があります。

「もしもあの時なにもかも捨ててついて行ってたなら…」

この詩を見たときに全力で走り続けてきた「歌手・坂本冬美」ではない私がいて、若い時に違う人生の選択をしていたらまた違った人生があったのではないかと思わせてくれ、なぜか涙が出てきました。
しかし、逆に40年経った今がとても幸せなので、「歌手になった選択」は間違ってなかったと確信できる楽曲でもあるんです。私と同世代かそれ以上の方なら共感できると思います。今年95歳になられる二葉百合子先生に聴いていただいたら、「いい歌ねぇ、なんかいろいろ思い出したわ」っておっしゃってました。

というわけで、以上が冬美さんに選んでいただきました「オリジナル曲ベスト5」でした。
冬美さんありがとうございました。

この5曲を含め、全てのオリジナルソングが冬美さんの40年の歴史を鮮やかに彩ってきました。
9月14日(月)15時から大阪・フェスティバルホールで開かれる「40周年記念リサイタル 坂本冬美SPECIAL in大阪」では、冬美さんが選ぶ「オリジナルベスト5」だけでなく、たくさんの楽曲を熱唱されます。
ぜひ、会場で40周年の冬美節を大いにご堪能ください。

(記者/大西秀雅)

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