【ネコ坊主】の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」Vol.20 言葉には気をつけや!!言った方はすぐに忘れるけど言われた方はずっとずーっと覚えてるもんや。

2025.12.18 ● ネコ坊主のねこさんから人間さんへ今日の一言

ネコ坊主の ネコさんから人間さんへ今日の一言 タイトル 
Vol.20

言葉には気をつけや!!言った方はすぐに忘れるけど言われた方はずっとずーっと覚えてるもんや。

車の下でこちらを見つめながら寝そべるネコ_「言葉には気をつけや!!言った方はすぐに忘れるけど言われた方はずっとずーっと覚えてるもんや。ネコ坊主かく

 

ネコ坊主こと、専念寺住職の藪本正啓です。

言葉の重さ

私たちは毎日の生活の中で、数えきれないほどの言葉を使っています。しかし、その一つひとつがどれほど相手の心に影響を与えているのかを、深く意識しながら話している人は多くありません。画像の言葉にあるように、言った側はすぐに忘れてしまっても、言われた側はその言葉を長く心に抱え続けるものです。この事実に気づくと、言葉の重さについて改めて考えさせられます。

言う側にとっては、感情の流れでつい口にしてしまった一言だったとしても、受け取った側には深い傷となって残ることがあります。特に心が疲れている時や、誰かに頼りたい時に浴びせられた言葉は、思っている以上に大きなダメージとなります。言った本人は「そんなつもりじゃなかった」と思うかもしれませんが、その言葉は相手の心の奥でずっと響き続けます。それが何年経っても忘れられない記憶として残ることも珍しくありません。

 

言葉の力

しかし言葉は、傷つけるだけではなく支える力も持っています。励ましや感謝の気持ちを伝える言葉は、ふとした瞬間に相手を温かく包み込みます。以前誰かにかけてもらった優しい一言が、苦しい時の心の支えになった経験を、誰もが一度は持っているのではないでしょうか。言葉は形がないからこそ、心に深く染み込み、年月を経ても色あせないのだと思います

だからこそ、私たちは言葉を選ぶときに、ほんの少しだけ慎重になりたいものです。相手がどんな状況にいるのか、どんな気持ちでいるのかを完全に理解することはできなくても、「この言葉を言われたら自分ならどう感じるだろう」と考えることはできます。ほんの一呼吸置くだけで、口から出る言葉の質は大きく変わります

日々の会話は当たり前のように流れていきますが、その中には相手の未来を変えてしまうような強さを持つ言葉が紛れています。何気ない一言が誰かを傷つけることもあれば、救うこともあります。そのことを忘れずに、今日も丁寧に言葉と向き合いながら、生きていきたいと思います

 

★ネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」は、毎月第1・第3木曜日に「〝人間関係が楽になる〟〝心にしみる〟ことば」を紹介しています。  ※掲載週は変更になる場合があります

 

プロフィル

融通念仏宗 一向山専念寺 住職 籔本正啓(通称:ネコ坊主)

大阪市平野区喜連にある専念寺の第25代住職。1982年、大阪市平野区生まれ。7歳で父を病で亡くし、 母方の実家である専念寺に戻り、僧侶を志す。 23歳で住職を拝命。専念寺は豊臣家ゆかりのお寺で、「日本で一番美しい」と言われる迦陵頻伽(かりょうびんが)を拝観できる。

地域ネコの見守りと保護活動にも力を入れ、寺の掲示板のことばの書と猫の写真をSNSに投稿し、大きな反響を呼んでいる。Xフォロワー28万人、Instagramフォロワー33万人(2025年9月時点)。

著書に『ネコさんの「心にしみる」おひとりさま名言』(双葉社)、『大阪 専念寺 ネコ坊主の掲示板 人の悩みのほとんどは「人」 今日のことば101」 (主婦と生活社)。

専念寺ホームページ

 

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