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宝塚歌劇情報公演チケット

七津みちるの宝塚歌劇♥︎鑑賞記「2025年1月~ 宙組トップスター芹香斗亜さんサヨナラ公演」その① 宝塚の歴史を紡ぐ日本物レヴュー『宝塚110年の恋のうた』

「七津みちるの宝塚歌劇♥︎鑑賞記」では現在、宝塚大劇場で公演されている舞台をご紹介します。

「2025年1月〜 宙組トップスター芹香斗亜さんサヨナラ公演」
その① 宝塚の歴史を紡ぐ日本物レヴュー『宝塚110年の恋のうた』

©宝塚歌劇団

🌹作品紹介

公演期間:2025年1月1日(水)〜2月2日(日)

宝塚歌劇百十周年紀念奉舞

『宝塚110年の恋のうた』
作・演出/大野 拓史

宝塚歌劇110年の歴史を創り上げてきた数々の「日本物」作品から、恋に纏わる名曲をセレクトし、新たに紡ぎ上げる日本物レヴュー。
宝塚歌劇の日本物の伝統を受け止め、未来へと繋ぐ、華やかで美しい舞台をお届け致します。
恋に破れ、二度と恋の歌など詠むものか……と嘆く傷心の歌人・藤原定家の前に、謎めいた人物が現れる。110年にわたって恋の歓び、美しさ、そして辛さを演じ、歌ってきたというその麗人に誘われ、定家は数多の恋の歌が綴られる不思議な世界へと旅立っていく……。

ジャズ・スラップスティック
Razzle Dazzle(ラズル ダズル)
作・演出/田渕 大輔

1950年代のロサンゼルス。幼い頃に富豪の両親を亡くし、莫大な財産を相続したレイモンド・ブルーは、〝ハリウッド一裕福な孤児〟の異名を持つも、実際にその財産を手にするには条件があった。それは、レイモンドの後見人である遠戚の実業家、リチャード・ウィンターズの娘アビーと結婚し、放蕩三昧の生活を改めること。だが物質主義的なこのフィアンセを毛嫌いするレイモンドは、彼の財産にしか興味のないアビーとの結婚から逃れるため、経営難に陥っていた行きつけのナイトクラブ「Razzle Dazzle」の新たなオーナーとなって活路を見出そうとする。クラブを訪れた親友の映画スター、トニー・デイヴィスを相手に、まるで映画の筋書きのような愛を夢見がちに語るレイモンド。だが彼の目を醒まさせようと現れたアビーは、もしも財産がなければ、レイモンドを愛する女性などこの世に一人もいないと言い放ち、二人の口論はヒートアップ。見兼ねたトニーは彼らを仲裁しようと、ある賭けを提案する。
その賭けとは、レイモンドがハリウッド一の金持ちという素性を隠した上で、誰かの愛を得ることが出来れば、アビーとの婚約は解消され、財産はすべて彼の手に渡る。だが期日までにそれが叶わなければ、レイモンドはリチャードの言いつけ通り、直ちにアビーと結婚するというもの。そして、レイモンドが愛を勝ち得るべく〝ヒロイン役〟として、彼らが白羽の矢を立てたのは……映画に出ることを夢見て、田舎町からハリウッドへやって来たばかりの純朴な娘、ドロシーだった。
〝華やかな喧騒・混乱・欺瞞〟などを意味するナイトクラブ「Razzle Dazzle」を舞台に、〝偽りの愛〟を手に入れようと奔走する主人公が、〝真実の愛〟に気付くまでを描くハートフルコメディ。

宝塚歌劇公式HPはコチラ

 

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劇場内(左/1月5日撮影時、右/1月11日撮影時)

みふぁみの七津みちるです☺️
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025年1月1日から宝塚大劇場では、宙組トップスター 芹香斗亜さん の退団公演が始まりました。
本公演は、華やかな日本物のレビューと、1950年代のアメリカを舞台に、おしゃれで楽しいお芝居です。
組での日本物レビューは、2018年に本公演と同じ演出家、大野先生の『白鷺の城(しらさぎのしろ)』以来となり、日本物のイメージがない宙組の和装が新鮮でした。
上品で大人っぽい容姿の方が多い宙組の皆様に、白塗りの肌と桃色の目元、赤い口紅に和装がよく似合い、美しさは格別でどこかはかなさも感じます。
幕開けで藤原定家を演じる 芹香さん のひと房たれた両サイドの髪や、七夕の場面では彦星のロングヘアーの色気あふれる麗しい姿に見とれます❤️

トーリーの大筋は、恋の辛さを味わい恋の歌は詠まないという藤原定家に、桜木みなとさん演じる俳優(わざおぎ)の八千代が、110年に宝塚で上演された日本物作品の世界へと導き、藤原定家自らが彦星や沖田総司に扮します。題名に「恋のうた」とあるように、日本物作品の恋にまつわる名曲が、次から次へと歌われるのですが、宝塚を昔から知っている方はもちろん、最近見始めた方や全く知らない方でも楽しめる内容です。1曲ごとに舞台上のスクリーンに作品名と曲名が映し出されるので、過去の名作を知るきっかけにもなります。双眼鏡で麗しい皆様を食い入るように観ている私は、いつも作品名を見逃してしまいますが😂
去作品を宙組の下級生も含め様々なメンバーで演じられ、「あの作品を、あの方で見られるなんて😊」と嬉しさもありますよ。舞台セットや衣装はきらびやかな洋物とは違った日本物特有の華やかさ、美しさがあり、舞台美術の素晴らしさも感じました。

その② では宝塚110年の恋のうたのおすすめの場面をご紹介します。

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その② 宝塚の歴史を紡ぐ日本物レヴュー『宝塚110年の恋のうた』おすすめ場面編 はコチラ
その③ おしゃれなコメディ『Razzle Dazzle』はコチラ

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