奥税理士の損をしない相続法 第1回:誰に相談する? 相続のベストパートナーを探せ!

2025.06.02 ● ワンコ税理士の損をしない相続 ● コラム

 

第1回:誰に相談する? 相続のベストパートナーを探せ!
 
 
Q 気になる相続税。最初に相談する相手として適切なのは?
 
   A.  銀行
 
   B.  役所
 
   C.  税理士
 
   D.  弁護士
 
   E.  司法書士

 

…… 答え&ポイント解説 ……

✅   A.  銀行

自行(自分の銀行)に関する相続手続き、例えば、預金の解約や口座名義変更などについては案内してくれるものの、相続全体の相談までは対応してもらえません。
また、「遺言信託」や「遺産整理サービス」などを提供しているところでも、実際の相続手続きは外部の専門家(税理士、司法書士など)に委託していることも。
費用や契約内容を確認しておきましょう。

 

   B.   役所

戸籍・相続に関する基本的な制度、手続きの流れを案内してもらえます。
ただし、個別具体的な相談や、実際の手続きの代行は行っていません。
情報収集の場として利用しましょう。

 

   C.   税理士 

 正解 

相続税がかかる可能性があるなら、まず税理士に相談するのがベスト。
相続税の申告や節税対策、財産評価など、専門的なサポートを受けることができます。早期に相談することで、後々の手続きや税負担を大幅に軽減できることもあります。

 

   D.   弁護士

弁護士の出番は、相続人同士のもめ事が発生している、または、発生しそうな場合です。
弁護士は、遺産分割協議の交渉や調停、さらには裁判対応までできる唯一の存在。
冷静な第三者として、法律に基づき問題解決を図ります。

 

   E.   司法書士

司法書士は、不動産の相続登記を正確かつ迅速に進める専門家。
相続財産に土地や建物が含まれるなら、司法書士が頼りになります。
後々のトラブル防止のためにも、早めの依頼がおすすめです。

 

*** 今回のまとめ ***

相続の相談先は、状況によって選ぶべき専門家が異なります。

・相続税がかかりそう → 税理士
・相続人が揉めている → 弁護士
・土地や建物がある → 司法書士
・特に問題がなければ → 銀行や役所で概要確認

 

👉実際には「相続税がかかる」「相続人同士でもめている」「土地や建物もある」といった複雑なケースが多いもの。まず税理士に相談し、必要に応じて弁護士や司法書士と連携してもらうことで、無駄な手間やトラブルを最小限に抑えることができます。

相続に関する相談は、専門家を頼るのが安心への第一歩です。

 

毎週月曜日に更新します。次回は6月9日です。

 

奥 典久プロフィル
 
奥典久税理士事務所代表(大阪市北区)。
相続税法の講師経験を活かし、相続税の申告や節税対策、遺言、家族信託、事業承継まで幅広く対応。豊富な実績と丁寧な対応で多くの相談者から信頼を集めている。

一覧へ戻る

おすすめ記事

新着記事

新着記事をもっと見る >
監修
よみふぁみ編集部運営:読売情報開発大阪
読売情報開発大阪が運営する、お得で楽しい生活情報Webメディア。関西を中心にグルメ・旅・エンタメ・レシピなど暮らしに役立つ情報をお届けします。読売新聞グループ。