整理収納アドバイザー・角一まり子の 「おかたづけは楽しい!」Vol.5-② お片付けを通して防災・減災を考える

2025.09.01 ● 整理収納アドバイザー・角一まり子のおかたづけは楽しい! ● コラム

VOL.
お片付けを通して防災・減災を考える  ②

 

                   
 非常用持ち出し袋は目につく場所に  

 

非常時に身を守るために屋外へ避難する、その時に持ち出すのが非常用持ち出し袋です。
災害が起こった時にとっさの行動で非常用持ち出し袋を手に取るためには、目に付く場所に備えておく必要があります。
消火器が備えられている場所がわかっていれば、火事が起こった時に探さなくても手に取れるのと同じです。
寝室の枕元や玄関の手に取れる場所などに備えておくようにしましょう
 

 
✅ 非常時に持ち出すもの
飲料水、非常食、携帯トイレ、防寒シート、歯磨きセット、ボディーシート、折り畳みヘルメット、モバイルバッテリー、薬(持病のある方)、女性用サニタリーや乳幼児に必要なものなど

 
✅ レスキューに関わる必要な情報も
これらに加えて、ホイッスルや子どもが使わなくなった防犯ブザー、家族の写真に生年月日や血液型、持病などを書き込んだものなど、第三者にもわかる〝レスキューに必要な情報を書いたもの〟を持ち歩く事をお勧めしています。また現金と銀行口座情報も備えとして持っていると安心でしょう。写真1枚、紙1枚で万が一の際に他者への情報共有ができます。

しかし、非常用持ち出し袋になんでもかんでも詰め込んでしまっては、いざという時に、〝重くてさっと持ち出せない〟といったことになりかねません。必要最低限のものや量を考えて、用意しておきましょう。

   

                  
 防災備蓄は災害後の生活に関る備え 

 

一方、防災備蓄はライフラインが途絶えた場合など、災害後の生活に関わる備えとなります。
水は最低1人1日3ℓ、食事も3日分は必要と言われています。
家族4人だと1日12ℓの水が必要ですが、それだけの備蓄を収納しておく場所の確保は難しいこともあるので、消費しながら備蓄することをお勧めします。
 

 

           
 熱源の確保と代用品 

 

非常時に温かい飲み物や食事は人の心にホッとする安心感をもたらします。熱源を確保できるような備えも重要です。昨今は火を使わない非常食も出ていますが、カセットコンロやキャンプ用のボンベは非常時に活躍するアイテムです。わざわざ防災用としてモノを増やすことはありません。あるモノを代用して、できるだけ普段の暮らしに近づけるような備えのことも意識しておきましょう。

 
ここまで家の中の防災について触れてきましたが、いざという時に家族が一緒とは限りません。
災害時の連絡方法や避難場所について市区町村のHPに記載されているハザードマップを活用して、家族で話し合っておくことも大切です。 
 

                          
 片付けることで、危険に気付き、災害に備える 

 

自然災害はいつどこで起こるか分かりません。先の分からないことに不安を持って暮らすのではなく、まずは日常生活を送る中でできる対策を!
 お片付けは、ただ整えるだけではなく身を守る防災・減災につながります。
当たり前の暮らしでは気付きにくい家の中の危険を、第三者であるプロと片付けることで、危険に気付き、災害に備えることもできます。
 
安全安心な暮らしのために一緒にお片付けしましょう!
 

お片付けを通して防災・減災を考える-① はこちら

 

 

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プロフィル

& STORAGE(アンドストレージ)代表
角一 まり子

 
整理収納の専門家・アドバイザーとして、企業・団体が主催するセミナーや研修で講師を務め、テレビ・雑誌などメディア出演多数。
整理収納アドバイザー1級認定講師、同2級認定講師
企業内整理収納マネージャー認定講師
ファイリングアドバイザー認定講師
ファイリングデザイナー検定2級

 

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