ネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」Vol.6 <怒りをコントロールする力>
Vol.6
怒りをコントロールする力

ネコ坊主こと、専念寺住職の藪本正啓です。
「どんだけ腹がたっても、口調だけは穏やかに話しなさい。自己抑制することができます。」
この言葉には、怒りに振り回されず、自分をコントロールする大切さが込められています。誰しも生きていれば、理不尽なことや不快な出来事に遭遇します。しかし、そのたびに感情的に怒鳴ったり、きつい言葉を投げつけたりしてしまえば、後になって後悔することが多いのではないでしょうか。
私自身、以前は怒りを抑えるのが苦手でした。特に仕事の場面では、相手の理不尽な態度や思い通りに進まない状況にイライラし、つい強い口調で意見を言ってしまうことがありました。しかし、そうすると相手も感情的になり、結果として何も解決しないどころか、人間関係が悪化するばかりでした。
そんな私が変わるきっかけになったのは、ある年配の方からのアドバイスでした。「怒ってもいい。でも、言葉と態度だけは穏やかにしなさい」と言われたのです。最初は難しく感じましたが、意識的に実践してみると、不思議と相手の反応も変わりました。たとえ不満があっても、穏やかに伝えることで、相手も冷静に受け止めてくれるのです。
怒りを抑えることは、決して感情を押し殺すことではありません。 本当に伝えたいことをしっかり伝えるために、冷静な言葉を選ぶことが大切なのです。 どれだけ腹が立っても、まずは深呼吸し、穏やかな口調を意識する。そうすれば、感情に流されることなく、自分自身をコントロールできるようになります。
私たちは、怒りに支配されるのではなく、怒りをコントロールする力を持っています。その力を磨くことで、人間関係も良くなり、後悔の少ない生き方ができるのではないでしょうか。
★ネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」は、毎月第1・第3木曜日に「〝人間関係が楽になる〟〝心にしみる〟ことば」を紹介しています。

おすすめ記事
新着記事
新着記事をもっと見る >監修
よみふぁみ編集部運営:読売情報開発大阪
読売情報開発大阪が運営する、お得で楽しい生活情報Webメディア。関西を中心にグルメ・旅・エンタメ・レシピなど暮らしに役立つ情報をお届けします。読売新聞グループ。
