ネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」Vol.12 この人と合わないと思ったら~
Vol.12
この人と合わないと思ったら、「ピント」が合うところまで後退してくださいね。見えなくなるかもしれませんが仕方がありませんね。

ネコ坊主こと、専念寺住職の藪本正啓です。
人と接していると、「なんとなく合わないなあ」と感じることってありますよね。そんなとき、「もっと歩み寄らなきゃ」「うまく合わせなきゃ」と自分を無理にすり減らしてしまう方も多いかもしれません。でも、本当は、無理にピントを合わせようとせずに、少し距離をとってみることも大切なんです。
カメラのピントが合わないとき、私たちはレンズをちょっと後ろに引いてみますよね。人との関係もそれと同じで、合わないなと思ったら、無理せず「ちょうどよい距離」を見つけることが心を守るコツなのです。
後退していくうちに、相手のことがよく見えなくなってしまうこともあるかもしれません。でも、それは決して悪いことではありません。無理に近づいて、心がしんどくなってしまうよりも、見えなくなっても穏やかでいられる方が、ずっと健やかです。
「距離をとること」は、決して逃げではなく、自分を大切にするための一つの方法です。そしてそれには、ちょっぴり勇気も必要です。でも、その勇気が、これからの人間関係を楽にしてくれることもあります。
すべての人と分かり合うことは、どうしても難しいものです。だからこそ、無理に合わせようとせずに、心のピントが合う場所を自分なりに探してみることが大切だと思います。
自分の心にとってちょうどいい距離感。それを見つけられたとき、人との関わりも、もっとやさしくあたたかいものになっていくのではないでしょうか。
★ネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」は、毎月第1・第3木曜日に「〝人間関係が楽になる〟〝心にしみる〟ことば」を紹介しています。

おすすめ記事
新着記事
新着記事をもっと見る >監修
よみふぁみ編集部運営:読売情報開発大阪
読売情報開発大阪が運営する、お得で楽しい生活情報Webメディア。関西を中心にグルメ・旅・エンタメ・レシピなど暮らしに役立つ情報をお届けします。読売新聞グループ。
