プロバスケットボールB.LEAGUE ストークス一筋15年〝ミスターストークス〟谷直樹選手の引退セレモニー 背番号「9」は永久欠番に

4月19日(日)、ジーライオンアリーナ神戸(神戸市中央区)で、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「神戸ストークス」の谷直樹選手の引退セレモニーが、2025-26レギュラーシーズン最後のホームゲーム後に行われました。
| INDEX ・ストークス一筋15年〝ミスターストークス〟 ・引退セレモニー当日も大活躍 ・大型ビジョンで特別映像や多くのビデオメッセージ ・元チームメイトらもかけつけ思いを語る ・背番号「9」は永久欠番に ・15年間走り続けてこられたのはファンの声援のおかげ ・プレーオフの日程 |
ストークス一筋15年〝ミスターストークス〟
谷直樹選手は兵庫県川西市出身。甲南大学卒業後、2011年に創設された「兵庫ストークス(当時)」に入団以来、ストークス一筋で現役生活を続け〝ミスターストークス〟の愛称で親しまれてきました。
現在37歳、15年間、ストークスの中心選手として戦い続けるクラブの歴史を体現する存在です。
2月25日に今シーズン限りでの引退を発表した後も、28日の横浜エクセレンス戦で「B2個人通算3ポイント500回成功」、3月22日の青森ワッツ戦では「個人通算5000ポイント」を達成するなど記録を積み重ねました。
引退セレモニー当日も大活躍
レギュラーシーズンの最後のホームゲームとなった4月19日の熊本ヴォルターズ戦では、今季初めてスターティング5として先発出場。
チーム最初の得点を挙げると、その後も3ポイントシュートを決めるなど8得点で勝利に貢献し、6,939人の観客をわかせました。
試合後のクロージングセレモニーでは、「オン・ファイア賞」と「MEP賞」をW受賞。
谷選手は「今日は僕が獲らないといけないと思っていた」と試合を振り返り、まさに〝谷直樹デー〟の活躍にチームメイトも大喜びでした。



大型ビジョンで特別映像や多くのビデオメッセージ
谷選手の引退セレモニーでは、ストークスの選手やスタッフ全員は、谷選手の引退記念Tシャツに着替えて会場に再登場。
アリーナの大型ビジョンに映しだされた特別映像で、谷選手のこれまでの歩みやチームメイトに引退を伝えた日の様子などが流れると、感極まって目頭をハンカチやタオルで押さえる観客の姿も。
また、B.LEAGUEの島田慎二チェアマンや神戸市の久元喜造市長、兵庫県の斎藤元彦知事からビデオメッセージが贈られ、谷選手が〝ふるさと大使〟を務める川西市の越田謙治郎市長からは、花束が贈呈されました。


元チームメイトらもかけつけ思いを語る

会場には、兵庫ストークスの初代キャプテンを務めた中村大輔さんや中西良太さんら元チームメイトもかけつけ、谷選手に労いや感謝の言葉、大事な試合に向けてのエールが贈られました。
ストークス初年度から一緒にプレーをしていた松崎賢人さんは、「僕は誰よりも谷にパスを出したと思っていますし、谷がシュートを打ちやすいパス、谷のためにというのを心がけてやってきました」と谷選手と歩んだ現役時代を重ね合わせ、「僕は先に引退したけれど、谷がケガと戦いながら懸命に走って、3ポイントを打っているシーンは、同期として誇らしかったです。プレーオフもあるので、体にムチ打って走り切って、有終の美を飾ってください」と健闘を祈りました。
「特別な日に結果を出す谷さんは凄いと感じ、勝負強いなと思いました」と、その日の谷選手の活躍を喜んだのが道原紀晃選手。
「ストークス発足2年目から一緒にチームメイトとして戦ってきて、苦しい時も良い時も沢山ありました」と振り返り、「僕たちの目標と、谷さんのために優勝できたら……。チームでいいプレゼントを贈りましょう!」とシーズン当初から掲げてきた〝B2優勝〟をチーム一丸で成し遂げることを誓いました。

背番号「9」は永久欠番に
続いて登壇した神戸ストークスの渋谷順・代表取締役社長からは、谷選手の背番号「9」を永久欠番とすることが発表されました。
渋谷社長は、「谷選手のキャリアや生き様、神戸ストークスの魂ともいうべきプレー、そういったものを永遠に、永久欠番として形で残していきたい。谷選手が築いてきた誇りを歴史に変えて参ります」と功績を称え、永久欠番の記念パネルが披露されました。

15年間走り続けてこられたのはファンの声援のおかげ

セレモニーの最後、谷選手は、「15年間走り続けてこられたのは、ファンの皆さんの声援があったからだと心から感謝しています。自分自身プロでやっていけると思っていなくて、〝30歳までできたらいいな〟〝10年できたらいいな〟と、それぐらいの思いでしたが、皆さんが応援し続けてくれるので、15年間走り続けることができました。15年間を振り返って、苦しいシーンはいっぱいあったんですけど、今振り返るとバスケットが仕事というのは幸せで、こんなに幸せな競技生活を送れたのは、隣で支えてくれた家族やチーム関係者のおかげです」と多くの人々に感謝を込めました。

チームは、レギュラーシーズンを55勝5敗、B2西地区優勝で終え、プレーオフに進出。
5月1~3日に行われたクォーターファイナル(準々決勝)では、2勝1敗で鹿児島レブナイズに勝利しました。
5月8日(金)からは、ジーライオンアリーナ神戸で横浜エクセレンスとのセミファイナル(準決勝)が行われます。
谷選手にとってもチームにとっても今季最後の大舞台。様々な思いを胸にチーム一丸でB2リーグの頂点を目指す神戸ストークスから目が離せません。
神戸ストークスのプレーオフの日程
会場:ジーライオンアリーナ神戸
対戦相手:横浜エクセレンス
GAME1 5月08日(金) 19:05 TIPOFF
GAME2 5月09日(土) 16:05 TIPOFF
GAME3 5月11日(月) 19:05 TIPOFF
※2戦先勝方式により、GAME2終了時に1勝1敗の場合のみGAME3が開催されます。
GAME1 5月16日(土) 16:05 TIPOFF
GAME2 5月17日(日) 14:05 TIPOFF
GAME3 5月19日(火) 19:05 TIPOFF
※2戦先勝方式により、GAME2終了時に1勝1敗の場合のみGAME3が開催されます。
チケット・試合情報は、神戸ストークスホームページでご確認ください。
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記者 < 山下哲也> 中学生の男の子がいる読売ファミリー・読売ライフ記者。ガンプラ収集と作るのが楽しみ。 子供と一緒に最近のアニメやコミックにはまっている。 |
