【大阪中之島美術館】“消滅”する前に、鑑賞せよ!「驚異の部屋の私たち、消滅せよ。— 森村泰昌・ヤノベケンジ・やなぎみわ —」

どんな内容?なぜこの3人?「消滅せよ。」ってどういうこと――?
よう分からんけどこの3人なら面白そう!な展覧会がついに開幕。昨今の物価高で財布の中身が消滅しかかっている記者が、驚異の展覧会をご紹介します☆
| INDEX ・過剰すぎる「驚異の部屋」 ・最後の部屋で……消滅!? ・展覧会グッズも消滅する!? ・展覧会概要 |
過剰すぎる「驚異の部屋」
森村泰昌さん・ヤノベケンジさん・やなぎみわさんは、関西を拠点に国際的な活動を展開しているアーティスト。
「この3人で何かやったらおもしろそうやな」という森村さんのふとした思いつきから本展の企画がスタートしたそうです。
左から、森村さん、ヤノベさん、やなぎさん
展示室入り口の「プロローグ」の作品は、3人の共同制作。共同制作ではあるけれど、三者三様の旗を掲げているの☆
展示は5章立てになっていて、最初の展示室=Room1はヤノベさんの「博覧会は子供の領分」。
圧倒的な数の作品群に「どひゃー!!」😲猛烈な迫力!!
飛んでるし!
代表作から最新作まで、ヤノベさんの作品がこれでもか!というほどぎっしりと詰め込まれていて、まさに「博覧会」です。
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Room2は、自画像をテーマにした作品で知られる森村さんの「広場にパノラマ絵画奇譚」。
サイズ、でか!😲どの作品も、驚異のサイズ!
自身のセルフポートレイトを映画の看板絵として描いた新作シリーズ「M式・大阪八景」は、看板絵特有の力強く濃厚な筆致が印象的です☆
各作品は、森村さん自身の音声メッセージ付き。

作品の傍にあるQR画像を読み込むと、“森村ガイド”で異次元の大阪を案内してくれます。
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「坂道のオード(賛歌)」と題したやなぎさんのRoom3は、暗くて重い感じ😶。
やなぎさんの解説によると、「あの世とこの世の境にあるドロドロした世界」の表現なんだって。
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『古事記』の神話を題材とした「黄泉平坂(よもつひらさか)」を、舞台映像や彫刻、写真などで展開。
精神世界に入り込むほどの表現の深化にゾクゾクしちゃった😶。

Room4「迷宮を紡ぐ厳粛な綱渡り」では再び3人が集結して、それぞれが最新プロジェクトを披露。

ヤノベさんの作品がカッコ良くてかわいかった~🐱(記者は犬派なのに、この日だけ猫派に鞍替え😓)
最後の部屋で……消滅!?
そこまでやる!?とツッコミたくなるほどの過剰性に満ちた「驚異の部屋」が終わると――

😶!!
作品が……“消滅”してる😲!?
この何もない空間に、講談師や能楽師、落語家、パントマイム俳優などの「語り部」が現れて(毎日5回、各回約15分)、作品の存在を感じることができる――という仕掛け。
展示品はなくても鑑賞者一人一人の頭の中に作品が“見える”、今までにない鑑賞体験!
個人的には、最後の部屋が一番「驚異の部屋」でした😶!
展覧会グッズも消滅する!?
本展のオリジナルアイテムを集めたショップコーナーも見逃せません。

コーナーの一角にある「消滅屋」にもご注目。

口の中で消滅する「驚異の部屋のわたがしたち、消滅せよ。」や、大学の後輩であるヤノベケンジ&やなぎみわがモリムラ先輩を称えるパイ&せんべい「ありがとう、モリムラパイセン」など、入荷されてもいつのまにか消滅(完売)する数量限定商品が揃っています。
ユニークな展覧会ゆえのユニークなグッズ、早々と消滅しそう😓
今までにない美術館体験ができる“驚異”の展覧会、消滅する前にご鑑賞くださいね☆
展覧会概要

会期:開催中~2026年 7月20日(月・祝)
休館:月曜日 *7月20日(月・祝)は開館
会場:大阪中之島美術館(大阪市北区)
開場:10~17時(入場は16時30分まで)
観覧料: 一般1900円、高大生1300円、小中生500円
主催: 大阪中之島美術館、読売新聞社
詳細は公式サイトにて▼
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記者 < 山南紀子 > パンとチーズと市川雷蔵をこよなく愛する、 |
