地酒、地ビール、白みりん、醤油… 本場・千葉で発酵文化を体験!
いつも記者ブログをご覧いただきありがとうございます。
記者の大西秀雅です。
別ブログでご案内しました通り、江戸時代から発酵文化が栄えた千葉県は、自慢の発酵食品の歴史や技術を紹介しながら、地酒、地ビールの試飲、麹を使った料理の試食が楽しめるフェアを8月27日~31日、大阪・関西万博のEXPOメッセ「WASSE」で開きます。
そのイベントに先駆け、「実際に千葉県に来て、発酵文化に触れてみませんかぁ」というお誘いがあり、「大好きな地酒や地ビールが飲める❗」と胸躍らせて大阪から行ってきましたぁ~。

東京駅からまず向かったのは「白みりん発祥の地」、県北西部にある流山市。
圏央道(首都圏中央連絡自動車道)を経由して、稲作地が広がる田園の中を走ること約1時間。
古い商家のような施設が、2025年3月にオープンした体験型公共施設「白みりんミュージアム」。
味淋蔵をイメージして作られました。

現在のみりんの元祖といわれる「白みりん」は江戸時代、ここ流山で誕生し、江戸の食文化の発展に大きく寄与したと伝えられています。

広さ600㎡の施設の中央には巨大な木桶があり、木桶の上に登ると、映像を見ながらもろみの仕込みを疑似体験できたり、パネル展示や、地元出身の有名俳優が出演する再現時代劇で歴史を楽しく学べたりできます。
同館館長の川浦智子さんに促されて、試飲をさせていただいたのは館内で販売している飲料用の高級白みりん「万上 流山白味醂(まんじょうながれやましろみりん)」です。
県産のもち米と米麹、福岡県産の米焼酎など原材料を国産にこだわった逸品です。
グラスから日本酒の香りが漂いますが、口に含むと「甘~い」と思わず声がもれるほどの口当たりの良さ。
「みりんに含まれるアルコール度数は14%。このアルコールが調理の際、様々な調理効果を発揮します。酒税の関係で飲むことはできませんが、実は飲んでもおいしいみりんです」と川浦館長。
白みりんがコクのある甘さを引き出す名物「白みりんソフトクリーム」もいただき、甘党の記者は大満足でした😊
続いておじゃましたのは、県北部の神崎町(こうざきまち)にある元禄2(1689)年創業の県内酒造大手の「鍋店」(なべだな)の神崎酒造蔵です。
同町は、人口約6000人の小さな町ですが、江戸時代から続く穀倉地帯で「関東の灘」と言われたほど酒造りが盛んだったそうです。

同社の酒蔵は築130年以上の古い木造建築で、太い柱と梁がその歴史を物語っています。
酒造りに大切な米麹を作る麹室は菌が繁殖しやすいように常に湿度50%、室温30℃に保っているそうです。
直営店店長の森山学さんは「実はこの環境は麹菌と同様に、納豆やキムチ、ヨーグルトなどの菌も活発に動き回るので酒造りに携わる私たちはそれらを酒造り期間中は絶対に口にしません」と言います。

「毎日、麹菌を浴びているせいでしょうか、杜氏(とうじ)さん、蔵人(くらびと)さんの肌はキレイなんですよ」という森山さんの肌も、この通りスベスベ。
早速、一番人気の「仁勇 純米吟醸」を試飲させていただきました。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2024」のメイン部門で最高金賞を受賞した銘柄です。
森山さんは冷蔵庫から冷えた1本を取り出して注いでくれました。
トクトク……。グビッ❗
のど越しがよく、すっきりした口当たりです。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2024」で最高金賞を受賞しただけあって、どんな食事にもあう飲み飽きしない感じで最高でした。
発酵文化が根付く神崎町には、全国でも珍しい発酵をテーマにした道の駅があります。
その名も道の駅 発酵の里こうざき。味噌、しょうゆ、日本酒やスイーツなど地元だけでなく、全国の発酵食品が600種類以上そろう「発酵市場」のほか、発酵食のお料理が味わえるレストランなどあり、年間80万人が訪れる人気の施設です。

そして最後に訪れたのが香取市です。
創業170年を誇るちば醤油(同市木内)では今も木桶での仕込みを守り続けています。
国産原料にこだわり、創業当時の木桶を使い続ける「伝承木桶仕込み」で造る「下総醤油」は同社の人気ブランドです。
同社技術部部長の小坂直治さんは「木桶の内壁には酵母や乳酸菌が連綿と生き続けています。この桶でしか出せない唯一無二の味なんです」と、人知を超えた発酵食品の奥深さを話してくれました。

同市佐原を流れる利根川の支流、小野川沿い周辺は「伝統的建造物群保存地区」に指定され、酒蔵や問屋など歴史ある商家が今もそのまま残っています。
その中には日本地図を実測で作ったことで有名な伊能忠敬(1745~1818年)の旧宅もあり、まるで江戸時代にタイムスリップしたような風情に国内外の観光客が大勢やってきます。
小野川の川面から江戸の風情を見物する約30分の川下り「小江戸さわら 舟めぐり」は休みの日には行列ができるほど。

船着き場近くの「Brewery&Cheese 伊能忠次郎商店」は、地元の農畜産物で作ったチーズやクラフトビールが楽しめるレストランです。
自家製チーズを使ったピザが看板メニューです✨
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江戸時代に創業した同市佐原の酒蔵馬場本店酒造は日本酒、焼酎に加え、みりん醸造の老舗で、「最上白味醂」は特に根強い人気です。
同社のみりん蔵をおしゃれな仏料理のレストランに改装して再利用しているのがユニークな分散型ホテル佐原商家町ホテル NIPPONIA。
同ホテルの客室は、佐原地区の歴史深い商家の一軒家ばかりです。
保存目的で建物を借り受け、改修を最小限にとどめて客室に転用。
周辺には8棟14室の「客室一軒家や蔵」が点在し、まるで江戸時代の街で暮らすような雰囲気が味わえます。
ホテルで人気なのが、発酵フレンチ。
地元で取れた野菜などをふんだんに使ったコース料理はこんな感じです。
佐原モッツアレラチーズと生ハム 桃のクーリ
水郷鶏のプレッセ 香取野菜のコンディマンヨーグルトとライムのジュレ
鮮魚のハーブコンフィ ズッキーニのマリニエール風ソース 野菜とイカのヌイユ
千葉県産かずさ和牛のロースト 地野菜添え 赤ワイン風味のもろみ味噌
小江戸佐原ビール「樋橋エール」
地元の食材を使い、手間暇かけた料理ばかり✨
地元産のカスケードホップを使ったビールはさっぱりとした苦みとキリっとした飲み口で発酵料理にとってもあいます。
レストランの天羽英実シェフは「この地域はみそ、しょうゆ、お酒などの発酵食品を昔から利根川を使って江戸に運んで栄えたきた歴史があります。麹菌を使った料理はおいしさにプラスして、微生物の働きによって食材の栄養価を高めて消化吸収を助けます。北欧の乳酸発酵とは違って、日本古来の麹は世界的にも珍しい菌で独特の旨味を引き出してくれます。海外のお客様にも評価が高い発酵フレンチ。日本の麹の食文化をこれからも大切にしていきたいです」と話しています。
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今や世界的に評価が高まっている千葉県の発酵食文化。
次は8月27~31日に大阪・関西万博で開催されるイベント「発酵県ちば~見る、味わう、体感する~」で、あなた自身がご体感ください。
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★イベント「発酵県ちば~見る、味わう、体感する~」の詳細はこちらから
また、記事に登場する千葉県の施設や企業の詳細はそれぞれの公式サイトでご確認ください。
(記者/大西秀雅)
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