【人生の心構え】ネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」Vol.31 亡くなった人と、十分だけ話せるなら、あなたは、誰の名前を呼びますか。その答えが本当に大切だった人です。

よみふぁみでは、毎月第1・第3木曜日に、人間関係が楽になる・心にしみることばを紹介するネコ坊主のネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」を連載しています。今回は、「亡くなった人と、十分だけ話せるなら、あなたは、誰の名前を呼びますか。その答えが本当に大切だった人です。」です。
ネコ坊主こと、専念寺住職の藪本正啓です。
亡くなった人と、もし十分だけ話せるとしたら、誰の名前を呼びますか。
この問いを聞かれると、心の中にしまっていた人の顔が、ふっと浮かぶことがあります。普段は仕事や家のこと、毎日の忙しさに追われて、なかなか考えることはないかもしれません。でもこういう時、人の心って不思議と正直になるものです。
「あの人かな」
「いや、やっぱりあの人かもしれへん」
そんなふうに、会いたい人の姿が静かに浮かんでくることがあります。
親かもしれません。祖父母かもしれません。友達かもしれません。大切な人を失った人なら、会いたい名前が自然に出てくるかもしれません。そして中には、「あの時ちゃんとありがとうって言えなかった」「ごめんって伝えたかった」と思い浮かべる人もいると思います。

いなくなってから存在の大きさに気づく
人って不思議なもので、当たり前のように隣にいた人ほど、いなくなってから存在の大きさに気づくことがあります。
いつでも会えると思っていた。
また今度話せると思っていた。
その「また今度」が、永遠になくなる日が来るなんて考えもしなかった。
だから人は、失った後になって「もっと優しくしとけばよかった」「もっと会いに行けばよかった」と後悔するのかもしれません。
今そばにいる人に、少し優しくしてみる
でも本当は、んですよね。
「ありがとう」と言うこともできます。
「元気?」と連絡することもできます。
忙しくても、少しだけ時間を作ることもできます。
後悔してからでは遅いこともあります。だからと思います。
それは人だけやありません。ペットも同じやと思います。
言葉は通じなくても、ちゃんと心は通っていたはずです。毎日玄関まで迎えに来てくれたこと。何も言わず隣で寝てくれたこと。落ち込んでいる時に、ただそばにいてくれたこと。
自分の道標に…
当たり前みたいに思っていた時間が、後から振り返ると宝物やったと気づくことがあります。
この問いの答えって、人に見せるものやないと思います。誰が正解とか、誰が間違いとかもありません。
ただ、自分の心の奥にそっとしまっておくものなんやと思います。
そして、

おすすめ記事
新着記事
