言い方に考え方がでる。|ネコ坊主の今日の一言 Vol.41

よみふぁみでは、毎月第1・第3木曜日に、人間関係が楽になる・心にしみることばを紹介するネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」を連載しています。
今回は、「言い方に考え方がでる。」です。
ネコ坊主こと、専念寺住職の藪本正啓です。
言葉には、その人の心が表れる
言葉には、その人の心が表れます。同じことを伝えるにしても、相手をほっとさせる人もいれば、胸に棘を残す人もいます。その違いは、話す技術だけではありません。相手を、どのような気持ちで見ているか。そののです。
どれほど立派な考えを語っていても、人を見下す言い方をすれば、その言葉は届きにくくなります。正しいことを言っているつもりでも、相手の尊厳まで傷つけてよいわけではありません。伝える目的が、「分かってもらうこと」から「言い負かすこと」に変わっていないか、自分の心を確かめたいものです。
仏教の「正語」に学ぶ、思いやりのある伝え方
仏教には、言葉のあり方を見つめる「正語」という教えがあります。嘘や悪口、人の仲を裂く言葉、むやみな言葉を慎む教えです。それは、ただ口当たりのよいことを話すという意味ではありません。ことにつながります。
優しさは、何でも黙って受け入れることではありません。時には注意や断りの言葉も必要です。それでも、「どうしてできないの」と責めるのか、「どこで困っていますか」と尋ねるのかで、その後の関係は変わります。のです。
ひと呼吸置いて、言葉を整える
私たちも疲れている時や余裕のない時には、言葉が荒くなります。だからこそ、口を開く前に、ひと呼吸置いてみることです。。言葉を整えることは、自分の心をいたわることでもあるのです。
一度口にした言葉を、なかったことにはできません。それでも、言い過ぎたと気づいた時には、素直に謝り、伝え直すことができます。品格とは、一度も間違えないことではなく、自分の言葉に責任を持とうとする姿にも表れるのでしょう。
です。そして、。今日の一言が、誰かを追い詰めるものではなく、少し安心して息をつけるものになるように。まずは。

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