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読売ファミリー9月24日・10月1日合併号では、来年デビュー40周年を迎え、1月に大阪・フェスティバルホールで「島津亜矢40周年記念コンサートツアー2026～ありがとう～」を開く、歌手の島津亜矢さんにお話を伺いました。

■アレサ・フランクリンさんのカバーアルバムは〝一生の宝物〟

島津さんは1986年に15歳でデビュー。来年はデビュー40周年のメモリアルイヤーです。
これまでの歌手生活で心に残っている出来事をお聞きすると、少し思いをめぐらす様子の後に挙げられたのが、昨年7月に発売したアレサ・フランクリンさんのカバーアルバムでした。

島津さんが 「一生の宝物だと思っています」 と話すアレサさんのカバーアルバムですが、ご自身では英語の曲のアルバムを出したいなんて思ってもなかったそう。
オファーがきた時も 「私できないと思うけど……」 というところから始まったとか。

「英語がわからないので、普段の演歌のレコーディングとは比べものにならないくらい大変でした」 と振り返りながらも、「一年くらい練習やレコーディングの時間をくださって、ゆっくり練習もできて、じっくり作り上げていけた」 と周りの方々への感謝の気持ちを込めながら、話されていたのがとても印象的でした。

■もう一度皆様に聴いていただきたい「帰らんちゃよか」

9月17日にリリースされたのが「帰らんちゃよか (2025Ver.)」。

アレンジを変えてレコーディングをしたセルフカバーの新曲です。
「帰らんちゃよか」は、シンガー・ソングライターの関島秀樹さんの曲で、元々ばってん荒川さんが歌っていたのを、ばってん荒川さんにお願いして、歌うお許しをもらったという島津さんの36枚目のシングル。昨年テイチクエンタテインメントが募集したプレ40周年のサンキュー企画、ファン投票で島津さんの好きな曲を選ぶ「私が好きな島津亜矢」でも1位に輝きました。

ちなみに今回のシングル発売について、「ファン投票企画で1位だったことが理由ですか❓」と、島津さんに尋ねてみると、それが理由ではなかったそう。
「人の心というか、親の心というか、そういうものをどの時代の方にも沢山感じていただける歌だと思うんです。新曲っていうと沢山いろんなところで聞いていただいたり、歌わせていただいたりしますので、もう一度皆様に聴いていただきたいという思いです」 と「帰らんちゃよか」を選んだ理由を教えてくれました。

■幅広い世代や初めてでも楽しめるステージ

今年の1月の大阪・フェスティバルホールのコンサートでは、松田聖子さんの「青い珊瑚礁」や近藤真彦さんの「ギンギラギンにさりげなく」など昭和のヒット曲のカバーがあり、前半から大盛り上がり。
島津さんと同い年の記者はドはまりでした😆

途中には島津さんがコーラスとして参加している甥のTaiyoさんとコブクロの「桜」をハモリながらデュエットする場面もあり、島津さんのファンの皆さんはもちろん、幅広い世代の方や初めてという方でも楽しめるような内容でした。

「関西のファンの方は、一度応援しようと決めてくださったら、いつも変わらない熱さで応援してくださる方が多いので、関西、大阪は大好きです。〝今年も来てよかったね〟と思っていただけるようなステージをお届けします❗」 と島津さん。

デビュー40周年を迎える来年、1月27日（火）に大阪・フェスティバルホールで「島津亜矢40周年記念コンサートツアー2026～ありがとう～」が行われます。ぜひお楽しみに❗
（記者／山下哲也）