奥田和美さん~奈良県奈良市 その1~【人気料理家】井上かなえ・山本ゆり・奥田和美のごほうび旅
人気料理家、井上かなえさん、山本ゆりさん、奥田和美さんが「よみふぁみ」おすすめの宿に宿泊し、体験レポートする旅ブログ! 今回はたっきーママこと奥田和美さんが「奈良県奈良市」に出かけました。ブログの最後には奥田さんが実際に泊まった宿泊プラン情報もあります。ぜひ、ご覧ください!

奥田和美 ごほうび旅
奈良県奈良市 その1
ひとり旅企画も第二弾となります。
前回の旅先は奈良県橿原市。
そして今回告げられた旅先もなんと「奈良」。
「また奈良か」ということは全くなくて、むしろちょっと嬉しかったりして。
歴史好き、神社仏閣、古い町並みを見るのが好きで、奈良は何度訪れても楽しい場所のひとつ。
「今度はどんな景色に出会えるだろう」
そんな期待が膨らみ、事前に完璧な予定を立て、タイムテーブルを作ってみた。
注意すべきは、予定を詰め込み過ぎないようにすること。
どうやら私は、ひとり行動となると分単位で予定を立てて詰め込もうとする傾向にあるようで。
今回は神社仏閣には行かず、それ以外の奈良の魅力に触れて来ました。
とにかく大大大満足の、最高に楽しい2日間だったので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
今回の宿泊ホテルはJR奈良の駅前。
大阪から電車1本、乗り換えなしで行けるという近さと便利さ。
宿泊するのが駅前のホテルなので、荷物を一旦預けられるなということで、今回はキャリーバッグで。

これでお土産たくさん買っても大丈夫!
キャリーを棚の上に置き、電車に揺られてやって来ました、奈良!

近―――い!あっという間。
大阪駅から大和路快速で約1時間、近いからこそいつでも行けると思いがちなので、こういう企画は本当にありがたい。
そんなわけで、今回のひとり旅の舞台「奈良」に降り立ち、この写真を撮っている時、自分がやけに身軽なことに違和感を覚える。
あれ? 私、キャリーバッグ持って来てなかった?
そう、やっとこの時気付いたのです。
キャリーバッグを電車の棚の上に乗せたまま降りてしまったことに。
ヤバい!!!と思ったと同時に、さきほど降りたばかりの電車に再び飛び乗り(※駆け込み乗車は危険ですのでおやめくださいませね)、数秒後には扉が閉まりました。
キャリーバッグをおろすより前に。笑
電車は無情にも動き出す。
走りだせ、走りだせ、明日を迎えに行こう・・・
私は一体どこへ?明日を迎えに行くのか?
と考えている間に「平城山(ならやま)」という無人駅に到着。
奈良の隣りの駅なので、そんなに時間のロスはないはず。
ここで奈良駅方面の電車を待つしかない。

ホームの真後ろには草が生い茂り、風が吹くたびに草が擦れるサワサワとした音、鳥のさえずり、そして風に乗って何かのチャイムが遠くからかすかに聞こえて来る。
あぁ、私は一体ここで何をやっているんだ。笑
ものすごく遠くまで来てしまったような錯覚におちいる。
知らない場所に意図せず来てしまったこんな経験も、旅の醍醐味というもの。(良いように言う)
都会の喧騒を忘れてゆったりと風を感じられる良い体験だった。(あくまでも失敗ではないというスタンスで)
っていうか、電車が発車する前にキャリーバッグの存在を思い出した私、偉くない?(自己肯定感高め)
結局これで約30分のタイムロス、スケジュールが乱れ始めた。(まだタイムテーブル3行目くらいなのに!笑)
ちょっと急ごう。
ホテルに荷物を預けて、駅前のタクシー乗り場からタクシーに乗り、向かうは「ならまち」。
「ならまち」とは、奈良市中心にある東大寺や春日大社の近くに位置し、江戸~明治時代の伝統的な町家が残る、古い歴史や社寺が軒を連ねる町並みのエリア。

一番南の端、総合案内所を兼任する「鹿の舟」からスタート。
JR奈良まで北上して行く計画。


まるでタイムスリップしたかのよう。
ものすごく心が落ち着くというか、心が洗われるというか。
少し改装して店舗になっている家屋と居住されている家屋が混在しているので、写真撮影には気を付けた方が良さそう。
とても静かな町並みを歩いていると突然現れるこちら。

かつて巨大な寺院だった「元興寺」の跡。
ここを中心に、ならまちには古い社寺などの歴史が点在していて、急に鳥居が出て来たりするので、ゆっくり歩きながら探してみて。
歩き始めて5分で、既にめっっっちゃくちゃ楽しい!!
そうこうしているうちに、最初の目的地に到着。

「吉田かやふきん」

こちらのふきん、以前いただいてからずっと愛用していて。
使うほどに良さがわかる、吸収力もすごいし、あっという間に乾くし、色も可愛い。

色とりどりで悩みながらも、購入したのはこれ。

ベージュとグレーを一色ずつ、かな姐さんとゆりちゃんへのお土産に。グリーンとブルーは私。
私たちは仕事や旅行であちこち行くので、お土産はお互い買わない暗黙の約束。
けど、ふきんは料理家にとってなんぼあってもいいですからね。
ちなみになんだけど、吉田かやふきんに入る前に気付いたのですが、私この時所持金800円で(笑)、さすがにこの古い町並みでpaypayやらIDやら使えないよね、とりあえずならまちから一旦外れてコンビニでお金おろそう、と思いつつ、念のために吉田かやふきんの支払い方法を見てみると、各種電子マネー、もちろんpaypayもIDも可!
どうやらならまちではほぼ電子マネー使えるようで、結局私はこの日、ホテルに帰るまで所持金800円で過ごしたのです。笑


こんな感じの町並みが続き、横の小道に少し入って探索するもの楽しく、気付けば今回ランチを食べる予定にしていたお店に到着。
タイムテーブルの予定11時30分よりも25分遅れ。

「café maru」
この時11時55分。
店に入ろうとして気付く。12時開店ということに。
え、これある意味電車でのタイムロスはここで帳尻合わせるためだったのでは?!(ポジティブ)
開店して早速店内に入ると、こんな素敵な空間が広がっていました。

吹き抜けの2階にも席があり、写真で見るよりも広々とした印象。
なんせ居心地がいい。

私が座った席には中庭がすぐ横にあり、なんとも落ち着く。もうこの時点で最高。
この日はめちゃくちゃ暑くて汗だくだったので(キャリーバック忘れるからや)これ、いただきます。

もう最高すぎない?
ちなみにこのビールは日向夏のクラフトビール。めちゃくちゃ美味しかった。
お土産で売っていたら絶対買って帰ろうと思っていたのに、見当たらなかった・・・
ネットで探そうかな。
そしてお待ちかね、絶対食べてみたくて計画に入れていたランチがこれ。

スリランカカレーみたいなこのカレー、こう見えてちょっと普通のカレーとは違います。

紫玉ねぎのアチャール、キヌアミックス、カスリメティ、ししとう、蓮根チップス、無塩カシューナッツ、切り干し大根のアチャール、パクチーがトッピング。
カレーの具は竹炭ひよこ豆と大豆ミート。
まさにこれは究極の「からだリセット丼」ではないですか!(すみません、自身の新刊です)
このカレー、スパイスが効いているけど辛味がない。なので、辛いのが苦手な方でも食べられて、辛増しオイルを別途追加することも可能。
で、肝心のお味なのですが、動物性食品不使用だとはにわかには信じがたいほどしっかりとした肉感と旨み!とにかく美味しいとしか言いようがない。
色んなトッピングを混ぜながら食べると野菜などの甘みやスパイスの香りがふわっと口の中に広がって、いやーーー美味しすぎた。
めちゃくちゃ大満足!ここにして良かった。
ごちそうさまでした。
さぁ、ここから「餅飯殿(もちいどの)センター街」に入ります。

ここがまたおもしろくて、急に昭和の風情のお店が並んでいたり


流れる音楽が昭和ポップスだったり、平成ポップスだったり。
江戸から明治、そして急に昭和、平成へ。
歩き始めてからずっと、ワクワクが止まらない。

こんな可愛いかき氷店や

可愛いドーナツ屋さんかと思いきや、練り物!
ひと口大の練り物をカップで食べ歩き出来るのすごい。

商店街を歩いていると、度々細い脇道が出てくるので、ちょっと入ってみると

こんな可愛いクッキーやスコーンを売っているお店が突然現れたりするから面白い。
また違う脇道を入ると



路地を探索するの楽しい!
ここを入ったら、ここを曲がったら、一体何があるんだろう?
わー、こんな可愛いお店が出て来た!
そんな発見の連続。
そして次の目的はここ。

鹿猿狐ビル。
この2階に中川政七商店 奈良本店があります。

2階で色んな雑貨やお土産を吟味。
キッチン用品や奈良でしか買えない手ぬぐいなど、目移りするほど素敵なものばかりで悩む。2階だけで30分くらい滞在したかもしれない。
結局ここで買ったのはこちら。

鹿さんのふきん(ふきんどんだけ買うねん)、豆腐にかけるじゃこオイル(猫守りしてくれている母に)、陶器のスプーンが可愛かったのでこれも。
そしてこの米粉のクッキー、可愛かったから買ったけど美味しかった!

ほろほろとしていてしっとり。
3種類の味がそれぞれしっかりしていて、小さなお土産にぴったり。

まだまだ見ていたかったけど、そろそろ休憩しようということで、1階のカフェ「猿田彦珈琲」へ。
ここで頼んだのはティラミスとアイスロイヤルミルクティー。
いつもはホットを頼むところだけど、この日は本当に暑かったからね。

これ、実は付属のトッピングがついていて鹿を自分で作れるというもの。
早速やってみた。(57歳のおばさんが1人で)

すっとぼけた鹿が完成。笑
これで合ってる?耳の場所違う?まぁいっか。
肝心のお味ですが、

クリームふわっふわ!甘すぎず、下のスポンジにはほろ苦いコーヒーがしっかりと染み込んで美味しい!
もちろんロイヤルミルクティーも濃厚で最高でした。
店を出るとこんな素麺のお店を発見。

ここも気になる!
けどこれ以上食べたら夕飯食べられなくなるので我慢。

商店街に戻ると猫グッズのお店発見。
ここに来ればなんでもあるな。歩いているだけで楽しい。
さぁ、そろそろホテルに戻る時間が迫ってまいりました。(タイムテーブル通りになって来た)
ホテルに向かって歩く途中も、古い町並みが並んでいてあっという間だった。


ここまででもう旅を終えてもいいというくらい充実した1日だった。(はや!)
続く。
※続きはいよいよ、宿泊施設の紹介!!次回、後編は2026年6月26日午前10時に公開です。
まだホテルには着いてないけど、
奥田和美(たっきーママ)さんが体験した宿泊プランはコチラ↓

- 奥田和美
- 料理家。料理レシピサイト「アットレシピ」運営。
料理レシピ本大賞入賞、レシピブログアワードお弁当部門3年連続グランプリ殿堂入り。 SNS 総フォロワー数44万人以上。「たっきーママの毎朝ラクする!スープジャーのお弁当」(扶桑社ムック)など著書24冊の売り上げは累計138万部。
★2026年4月22日に新刊「たっきーママの簡単!からだリセット丼」(オレンジページ ムック)を発売。 - 奥田和美さんの今日のレシピ
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