ネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」Vol.26 (特別編)お墓をめぐる声
Vol.26
(特別編)お墓をめぐる声

ネコ坊主こと、専念寺住職の藪本正啓です。
お墓をめぐる声は、いつも両極に揺れています。便利さや合理性が重んじられる時代にあって、「本当に必要なのか」と問われることも少なくありません。それでも現場に立ち続けていると、お墓が人の心に果たしている役割の深さを感じます。
お墓があってよかったこと10選
1.手を合わせる場所がある
2.会いに行ける
3.命日を大切にできる
4.家族が集まる
5.子どもに命を伝えられる
6.想いを置いて帰れる
7.心の拠り所になる
8.悲しみが和らぐ
9.気持ちを届けられる
10.帰る場所がある安心感
手を合わせる「場所」があるということは、心の整理をする定点があるということです。忙しい日常のなかで立ち止まり、。家族が集まり、のも、お墓という具体的な存在があるからこそです。
一方で、現実的な負担もあります。
お墓があって困ったこと10選
1.管理費がかかる
2.掃除が大変
3.遠くてなかなか行けない
4.継ぐ人がいない不安
5.墓じまいの費用が高い
6.親族間で意見が割れる
7.改葬の手続きが複雑
8.天候に左右される
9.維持の負担が続く
10.将来どうするか悩み続ける
費用や手間、後継者問題など、悩みは切実です。だからこそ、お墓は「あるか・ないか」の二択ではなく、のだと思います。
お墓は石のかたまりではありません。そこに積み重ねられた家族の歴史と祈りの象徴です。負担を軽くする工夫を重ねながら、それでもなお手を合わせたいと思える場所を、私たちはどう未来へつないでいくのか。。
★ネコ坊主の「ネコさんから人間さんへ今日の一言」は、毎月第1・第3木曜日に「〝人間関係が楽になる〟〝心にしみる〟ことば」を紹介しています。 ※掲載週は変更になる場合があります

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