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ベテラン二人でジョイントコンサート🎵

読売ファミリーの山南紀子です。
3月27日号の表紙インタビューは、舟木一夫さん&神野美伽さん🌟🌟
5月2日(木)~8日(水)大阪・新歌舞伎座で開かれる「舟木一夫・神野美伽 ジョイントコンサート」について、
ざっくばらんに(大盛り上がりで❗️😆)お話してくださいました。

🎤🎵🎤🎵🎤🎵

そもそも、なぜお二人で一緒に?と尋ねると、「それはね、僕の方から」と舟木さん。
神野さんが20代半ばの時に新歌舞伎座で公演をした時、助っ人の一人として出演した舟木さんは、あまり役に立てなかったことを30年以上も気にかけていたそう。「彼女が『ベテラン』になった頃合いを、ここ3、4年見計らっていてね。今なら気軽にお返しができるかなと」

舟木さんサイドからの打診に、神野さんはあ、今が〝その時〟なんだ!」と思ったそうです。
「最近出されたご本を読み、少なからず共通点を見ました。導かれるように30数年が立ったんだなと思いました」
実は、今回のような〝ベテラン同士のコラボ〟は、流行歌の世界では稀なことだとか。

「ベテランが一緒に出るとなると、誰が先頭で誰が一番に歌って……と企画段階から周りが気を遣う。そうなると流行歌の世界がつまんなくなるんだよ。流行歌の世界に〝脇役〟はなくて、それぞれが主役なのに」
「私も同じことを考えていたんですが、私が言うと説得力がなくて。でも、舟木さんのご提案なら怖いもんナシでしょ!?(笑)」
歌謡界に一石を投じて、お客さんにも音楽のジャンルを超えて楽しんでもらいたい――。

お二人共通の志も〝ジョイント〟したコンサートなんですね 🙂
舟木さんによると神野さんは、「足の指先までしっかり力を入れて、パワーで押してくる女性歌手
「33年前、初めての劇場で舟木さんから『そんなに力むなよ。客が疲れるぞ?』ってアドバイスをもらったんですが……(苦笑)」
大先輩の助言に当時の神野さんは返答に困ったそうですが、「今回はどんなお言葉がいただけるか楽しみ」
ぜいたくな楽しみだなぁ~
🥰

ところで、舟木さんは辛い物好きだそうですが、辛い物は喉に悪いのでは……?
「甘いものも辛い物も酸っぱいものも食べてこの声なんだから。ちょっと風邪気味の声だって、それはそれで貴重でしょ?」
おぉ~、さすが大御所のお言葉は磊落だー
❗️😆

「……ま、個人差はあるよ」。 ですよね 😓
「それに、声は体の一部なんだから、使ってやんないと弱るよ。むしろプロは声を雑に使ってやんないと」
神野さんも「声は使わないとダメだし、舞台は立ってないとダメ。コロナ禍で分かりましたね、『今日は今日の歌なんだ』って」

お二人とも「歌うこと」をとても大切にしていらっしゃるんですね。
今回のジョイントの舞台は、大阪・新歌舞伎座。
舟木さんは「関西圏の中でも大阪は、文化がしっかりしているよね」とおっしゃいます。
「歌の世界には地方の町を舞台にした歌もあるけど、大阪の歌だけは歌詞が大阪弁。『やっぱ好きやねん』とかね。大阪そのものが文化なんだろうな」
神野さんは高校時代、「いつかここで!」と思いながら新歌舞伎座の前を通って通学していたそう。

「初めて舞台を踏ませていただいた劇場でもあるので、思い入れがあります」

息もぴったりのお二人のジョイントコンサート。
ご期待にご期待を重ねて、ご期待ください❗️

🎤🎵🎤🎵🎤🎵

山南紀子
パンとチーズと市川雷蔵をこよなく愛する、兵庫県たつの市出身の読売ファミリー記者。素麺やっぱり揖保乃糸&醤油はやっぱりヒガシマル。英語が苦手な播磨弁ネイティブ。

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